第948号
ポジティブ思考できる人は
ポジティブアプローチができる人です。
でも、ここでいうポジティブ思考
とは、肯定的、前向きな言葉を
発するとか、楽観的、というような
表面的なものとは違います。
肯定的、前向きに物事を“考える”人
「どうしたらできるのか?」
と考えられているかどうかです。
でもこれがなかなか難しく、
どうしてもネガティブな方向に
傾いてしまったり、
できていない問題を解決する
ことに注力してしまいがちです。
ですから、ポジティブ思考が
できるというのは、
ひとつのスキルなんだと思います。
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私が所属する日本キャッシュフローコーチ協会では
主催者の和仁達也さんから、
セミナーやキャッシュフローコーチ
養成塾で、最初に教わるのが、
「安心・安全・ポジティブな場づくり」です。
私たち仲間は略してAAPなんて
言っています。
安心安全ポジティブ(AAP)な場
とは、お互いを肯定して、
「聞く姿勢」をつくりあうことで、
リラックスして話ができる場の
ことです。
それによって、脱★完璧主義で
意見交換ができ、積み石効果を
発揮して、
お互いが最高の
パフォーマンスを発揮でき、
組織の生産性が高まると
考えています。
和仁さんがここで言う
ポジティブとは
積み石効果を発揮して、
お互いが最高のパフォーマンスを
発揮して、生産性を高めるという、
めざす目的(ゴール) に
主眼を置いて物事を考える
ことまでを指しています。
つまり、ゴールファーストです。
よって、ここでいう
ポジティブとは、
ポジティブアプローチでも
あります。
日本キャッシュフローコーチ協会は、
それをコミュニティの場として
作り出そうとしているところに、
個人のアプローチ以上の難しさが
ありますが、
そこを常に言い続けることに
よって、組織風土として
落とし込もうと腐心しています。
ポジティブ思考は
SNSなどで検索すると
デメリットとして、
・楽観視して問題の本質を見ない
・失敗から学ばない
と言われたりしていますが
少なくとも
ビジネスにおける
ポジティブアプローチが
できる人が持っている
ポジティブ思考というのは
本来なら、ネガティブに
傾きがちな思考を、いかに
受け止め、理解し、承知した
うえで、
じゃあどうしたらできるだろうと、
前向きな気持ちで行動につなげる
ことができるように、
ポジティブに変換できる人の
思考のことだと思います。
これは、意識して身につける
ことができるものなので、
スキルだと言っていいと思います。
このスキルはどうやって身につける
のかというと、
●視野の広さ、行動範囲が広いと
物事を前向きに受け止めることが
できます。
視野の広さ、行動範囲を広げる方法として
周りにいる人との人間関係によって
広げることが可能です。
日本キャッシュフローコーチ協会は
「安心・安全・ポジティブな“場づくり”」
つまり場の力で、可能にしようとしています。
●ゴールファーストを意識する
この目標(ゴール)は達成できないんじゃ
ないかという不安を抱えることは
織り込み済みで、
ゴールを見据えて現状を見ることを
意識することです。
これは、つまりポジティブアプローチ
のことです。
ポジティブアプローチができる人は
ポジティブ思考だと言えるという
ことだと思います。
前回のブログでは課長(管理職)は、
ポジティブアプローチできる
ことが大切だとお伝えしましたが、
組織のリーダーが組織を率いて
成長させるには、そのアプローチの
本質のポジティブ思考が身についた
人、だということができると思います。
お読みいただきありがとうございました。
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