第852号
やったことがないことを始めるとき
楽しめる人と楽しめない人がいます。
当然ながら楽しめない人は
行動には移しません。
それは、うまくいく気が
しないからです。
両者の違いは、イメージ
できるかどうか、です。
結局、人はイメージできないことは
やらない、ということですね。
ですから、イメージできれば、
やったことがなくても
行動できるということです。
初めてのことをするとき、
うまくいく気がしないなぁってときは
どうしたら、イメージできるだろう、
って、考えてみることも大切だと
思います。
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普段、目標設定していない会社で
目標設定をしてもらうと
なかなか設定できません。
実は目標設定の仕方って、
習っていないことも多い
ようです。
会社の目標と部署目標の関係性
について、
まるで、点と点のように、
それぞれについては理解していても
なかなか線としてつながって
いないことは、よくあります。
会社の目標や目的を設定できる
ようになる研修では、
目的と目標をセットにして
穴を埋めてもらう演習をします。
目的欄に「1点取る」と書いてあれば
目標には何がはいる?
目標欄に「1年に1回は家族旅行に行く」
と書いてあれば、
目的欄には何がはいる?
文字にすると、
“何のために”(目的)
“何をする”(目標)
そして、問題を解いていって
慣れてきたところで、
目的欄に会社の業績目標数値を入れて、
目標の欄には
一人当たり残業時間の10時間削減
というように、各人、
穴を埋めていけるように
なっていきます。
イメージが湧きやすい
身近な事柄を使って
目的と目標を考えることを
とにかく「やってみる」ことで
イメージできるようになります。
自分の日常に引き寄せて
考えてみても、
「やってみる」という、
行動の1歩が踏み出せない人も
勿論いると思います。
そんなときは、
イメージできている人の
やっている姿を見ることも
有効です。
会社をあげて取り組む大きな
プロジェクトに、
すぐに全員の同意が得られないなら、
まずは一部署から始めてみる。
慣らし運転というか
先行して試してみる、
というのは、
やっておられる方も
いるのではないでしょうか。
あのようにやるんだなって
観察することで、
イメージできるように
なります。
百聞は一見にしかず ですね。
そうすれば、
「やってみます」が
「やります」に
きっと変わると思います。
それでも、イメージできないときは
”何のために”の共有が
弱いのかもしれません。
まずは、じっくりと、
何のために(目的)を
共有することから始めて
みることだと思います。
『何のために何をする』
相手の思考を考えて
どのような方法でもよいので
つなげることができれば
うまくいく、イメージができる
と思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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