緊急ではないけど需要なことを考えるには

第773号

突然、ぎっくり腰(軽度)になって
しまいました。

前日までスイスイ歩いていたのに、
翌日はヨチヨチ歩きです。

朝起きて「痛い」と思ったと同時に
「しまった!」と思ったものです。

なんとなく予兆はあったような
ないような。

思い当たるふしはあるのです。

でも、過去に戻って今を変えることは
できません。

やはり、日頃からの予防が大切だなと
実感しました。

でも続かないんですよね。

今日はどうしたら、
重要だけど緊急でないことを
“継続”していけるのか。


毎日続けられなくても(連続)
継続していくことが大事、

そんなお話をしたいと思います。
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重要だけど緊急でないことには
なかなか取り組むきっかけが
ありません。

経営者の方なら意識的に
重要なことを考える時間を
強制的に取って、日常を
変えている方も多いでしょう。

私たち士業、コンサルでも
年末年始、合宿と銘打って、

ホテルや旅館で一人、
あるいは仲間とこもって

「重要だけど緊急でない」

『7つの習慣』でいう第二領域
について考える時間を取る人、

結構いらっしゃいます。

もちろん、環境を整える
という、やり方も大事ですが、

そもそも、なぜ重要なことに
時間を割けないのでしょうか。

忙しいから。

重要だとわかっているつもりでも
目先の出来事に振り回されてしまう。

と、おっしゃいます。

わが身を振り返って考えてみると

ほんとのところ、どのように
重要なのかを

しっかりわかっていることが
前提にあるかどうか、

だという気がします。

私の腰痛も、いつもなら
半日程度で治るから、
大丈夫

という考えが
どこかにありました。

短い時間軸で考えれば

日々降りかかってくる出来事を
判断することは大切ですが

それが将来につながっている
ことばかりではありません。

未来のなりたい姿になるために
今があるなら、

時間軸を少し長く伸ばしてみたときに

1番ではないにしても、
今やるべきことが見えてきます。

「今、何をするのか」

だけで終わらず

その先を見て、

「次、何をしておくべきなのか」

この視点を忘れないことだと
思います。

このように考える癖付けのために
強制的に考える時間は有効です。

腰痛は、どんなに予防
していても、

残念ながら
加齢とともに、痛めることだって
あるのかもしれません。

それでも、予防のための
ストレッチや

無理な体勢を日頃から
とらないようにするなど

気を付けておくことを、
続けていることに無駄は
ありません。

続けていれば
また腰痛になったとしても
以前と同じではありません。

必ず以前より回復が早かったり
痛みの質が緩かったりするものです。

わかっているけれど、続かない

まだ起こっていないことの
予防のために続けていくには
強い動機が必要です。

今と同じ行動量で仕事をしたい。

腰痛で行動範囲を狭めたくない。

「なりたい姿、やりたいこと」

ビジョンや、あるいは
ミッションが明確であれば

3日坊主で終わっても
また、翌日から始められます。

連続していなくても
継続していればよいのだと
思います。

実行と成果の間に時間差があるもの

例えば人事制度など、

確かに難しいですが

成果=優れた戦略×実行です。

続けていれば成果(結果)に
つながるチャンスは広がります。

そうしていって、
少しずつでも手ごたえを感じ、
やり続けた結果がイメージ
できるようになれば、
しめたものです。

実行の精度が上がり、
成果が近づきます。


「人事制度はすぐには成果が
でなくてもしょうがない」

そうおっしゃる経営者は多いですが、

何もしなければ成果はでません。

手前にある小さな成果を積み重ねていくことが
大切です。

お読みいただき、ありがとうございました。

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