部下を指導するときに意識していますか

つまるところ人と組織
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗です

第008号

「そりゃ、そう反応するよね」

これは、チームビルディングを学ばせていただいている
石見幸三さんが、人がそれぞれ違うことを
受け止められているなと思うフレーズだと言っています。

組織作りを学びたいと思って
受講を始めたチームビルディングの講座初日。

うまく話せた、伝えたと思っていたらしい石見さんに、
話の内容が理解できず、
ほんとに頭が混乱していた私は、
「わかりません」と発言しました。

効き脳のDが強くて、Bがほとんどない石見さんの説明で、
効き脳Bが強くてDが少ない私がすんなりわかる
はずがなかったのです。

効き脳については、こちらのブログでも説明しています。

https://suzukey-stone.com/2018/04/19/06/

効き脳って人によってどうちがうのでしょうか。
たとえば、飲みにいって会計しているとき
効き脳Dの強い人は、
すでに気持ちは、次はどのお店に行こうかなって思う
アイデア形成にすぐれ、変化を好む脳の思考です。

効き脳Bの強い人は
お金使っちゃった~ 明日から貯金しなきゃっていう
堅実で、計画的な脳の思考です。

Bの強い人から見たら、
もう次のお店のことを考えて、
効き脳Dの強い人は
お金使ってばかりの、計画性のない人に見えます。

Dの強い人から見たら、
お金使っちゃったって気にしている
効き脳Bの強い人は、
つまらない人って見えています。

会計ひとつとっても全然違うものです。

BとDはコミュニケーションの難易度がもっとも高い関係性です。
一方で、最強の補完関係でもあります。

 

石見さんの説明に「わかりません」と言った私に対して、
「そりゃ、そう反応するよね」
あなたの効き脳を忘れていました、と、
私の反応をごく自然に受け入れてくれました。

人と他人(ヒト)は違って当然、
それをわかったうえで、
個人の強みや長所を最大限に活かした
組織づくりをすることが、チームビルディング、

すなわち、最強の組織づくりです。

どうしてこの部下は
自分の言ったとおりに動いているのに、

あの部下は
言ったとおりに動かないのだろうと
思った経験はないですか。

部下の行動を観察して、声掛けしてるのに。
どうして言ったとおりに動かないのでしょう。

これは、仕組み以前に、
効き脳の違いが影響している可能性が大きいです。

たとえば、効き脳Bの強い人に
効き脳Dの強い人が、
自分のいつもの説明方法で伝えても、
コミュニケーションの難易度が高いので、
うまく伝わりません。

相手の効き脳を意識した
伝え方をする必要があります。

面倒ですか?

コミュニケーションの難易度が高い一方で、
効き脳Bの強い人と効き脳Dの強い人は
補完関係が強いのです。

互いに自分にない視点を相手が持っているため、
最強の補完関係を気づける可能性があるのです。

ここに気がつけば、人と他人は違うからこそ、
最強のチームになる可能性が大きいということがわかります。

自分ならこうする、という考えが
相手も同じとは限りません。
思いがけない反応になってかえってきたら
「そりゃ、そう反応するよね」と、受け止めましょう。

そして、どうしたら、伝わるのかを意識しながら、
もう一度伝えなおしてみましょう。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

効き脳にご興味をもたれましたら、是非一度、診断してみませんか。

鈴木社会保険労務士事務所までお問い合わせください

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