第620号鈴木早苗ブログ
最近思うこと
そんなに
毎年ひどいわけでは
ないですが、
いつもなら
花粉症で
目がしょぼしょぼ
するところ、
そんなこと
忘れてたなぁ
という毎日です。
以前から
利用していても
zoom会議が続くと
やっぱり首も疲れます。
便利ですが
対面と同じ
とはいきません。
すでに
afterコロナと
いう言葉が
出てきていますが
無理して
プラス思考や
ポジティブ、
明るくするのではなく
この状況を、
いかに早く、
「日常」として
受け入れて(慣れて)、
様々なことを
「ルーティンにする」
そういう意識で
日々、淡々と過ごすことが
長期戦には
大事だなぁと
感じる毎日です。
果たして緊急事態宣言が
解除されるか、延長か
これが今後の話題に
なりそうですが
外出自粛も
social distancing(2m離れよう)も
解除、延長のいかんに
かかわらず
最低1か月は
意識して続けないと
効果は持続しないし
私たちの行動習慣も
変わらないだろうなぁ
と、思っています。
いつもと違う形で
迎え入れられた
新入社員。
1か月が過ぎようと
しています。
昨年のメルマガでは
GW明けは
緊張が解けた一方、
モチベーションが上がりにくく
なってくることを憂慮した
内容を書きました。
それは、GW明けに
辞めると言ってくる社員も
少なからず、見うけられるからです。
今年だって、
例外ではありません。
不安や、もどかしさを
感じて
「もっとできることがある」
「もっとやりたいことが
ほかにあるのではないか」
会社とのギャップを
感じる社員が出てきます。
そもそもの前提として
会社の
目標や目的と
個人の
目標、目的は
イコール(同じ)では
ありません。
同じである必要も
ありません。
ただ、2つが
重なっていることが
重要です。
重なっていない
というのは、
会社に合わない、
価値観が違う、
ということです。
重なっている部分が
大きいほど
会社の中で
自己実現ができる
と、言えます。
組織から求められる役割
『やるべきこと』
個人として
『やりたいこと』
これが共存できれば
社員の定着にも
つながります。
共存するために
すべきことは
会社の目標、目的の
明示がされて
かつ
共有が不可欠です。
同時に
社員がどんなキャリアを
積んでいきたいのかを
把握しておくことも
必要になります。
そのうえで、
上司は
組織と個人の目標の
重なりの部分を増やす
ことを意識しながら
仕事の指示や
役割を与えていく
ことになります。
自分自身が
この会社で
どんなキャリアを
積んでいきたいのか?
あるいは
成長できるのか?
これをイメージして
もらうために
評価制度作成の
支援をするとき
最近、重要視しているのが
「キャリアパス」です。
評価制度を作ろうとする
中小企業の経営者の方は
給与額については
30歳なら〇円くらいは
出さないと、というように
処遇については
区切りの年齢や
勤続年数で
給与水準を考える
ようになりました。
(例えばモデル賃金表とか)
同様に
組織として
どのように
成長させようという
キャリアの道筋(キャリアパス)
については、
あまり考えてはいません。
要因のひとつは
これまでは
中途採用が多い
ことが挙げられます。
新卒については
自分は
どのような
スキルや
専門性を
身に付けるべきかを
考え、把握してもらう
ことは必要で、
そのためにも
キャリアパスを
示すことは
大切です。
それによって、
自ら自身の
キャリアについて
深く考えることになり、
モチベーション
向上に繋がる
自分自身の
近未来像を描く
ことにもつながる
からです。
それでも
会社の目標、目的と
個人の目標、目的が
共存できない
たとえば、
「この会社は自分に合わない」
と早計に判断して
しまいがちなのが
少し慣れてきた
今の時期でもあります。
自分が
「やりたいこと」を
追究することは
悪いことではありません。
同時に
「今、何ができるのか」
「自分の強みは何か」
ここにも
目を向けることが
大事です。
上司は
仕事の指示や
役割を与える際に
「やりたいこと」
だけでなく
「できること」
「やるべきこと」
このバランスが
大事であること。
まずは
「できること」から
着手していこう
という指導と
「やりたいこと」と
「やるべきこと」の
接点となるような
行動目標を
たてられるように
導いていくことが
できれば
社員は定着します。
少なくとも
この会社での
成長のイメージ
(キャリアの積み方)を
持つことができます。
そこまで上司が
手をかけないと
だめなのか。
「はい、
そうなんです」
時間がかからないとは
言いませんが、
接触頻度(=手数)を
かける必要はあります。
働き方が変わっても
ここだけは
変わりません。
お読みいただき、ありがとうございました。
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