第565号
以前、JTの新聞広告が押しつけがましい
と、いわゆる炎上しました。
https://www.jti.co.jp/corporate/tvcm/graphic/index.html
嫌いな人のいいところをみつけてみませんか そんな小さなやさしさから世界はちょっとずつ変わっていくと私たちは信じています。
”違うから、人は人は想う”
まさにチームビルディングなんですが、
JTがそれを言うのか?と、反感を
買いました。
そんなことを思い出したのは
同じくJTのテレビ広告の
想うた「同期を想う」編
https://www.jti.co.jp/corporate/tvcm/kigyou54-180.html
この広告を良いと言っていた
フェイスブックの投稿を見たからです。
この広告は、炎上という話は
聞きません。
時系列で言えば、こちらのほうが
先に ”違うから、人は人は想う”
というテーマで出た広告です。
同じことを言っているのですが
どうして
かたや反感をかい、
かたや
受け入れられたのでしょうか。
何が違ったのでしょう。
映像に比べ文字にすると、
よりメッセージが強まる
からかなぁと思っています。
映像には
テーマである
“違うから、人は人は想う”
を、言葉を用いなくても
自然とイメージさせます。
それに対して文字だと
ストレートな表現がうざい、
おしつげがましい、となります。
ご存じの方も多いように
情報量の伝達では
文字より圧倒的に
動画(映像)のほうが
多いです。
動画の最大のメリットは、
分かりやすいということです。
つまり、動画を使うことで、
文字よりもスムーズで、
正確な情報発信ができている
ということになります。
文字では伝えることができない
部分まで感じ取ってもらうことが
できています。
人は、本能的に「動き」に対して
注意を払う様にできていること
からも、情報が、より正確に
伝わります。
会話や文字以外の
コミュニケーションを
非言語コミュニケーションと
呼びます。
表情や身振りだけでなく、
服装や距離感なども含まれます。
非言語コミュニケーションは、
言語的なコミュニケーション以上に
豊富な情報を与えてくれることが
あることから、ビジネスにおいても
重要なコミュニケーション・スキルの
一つといえます。
さきほど述べたように
文字ではなかなか
伝わりづらいニュアンスが
伝わるのが映像の強みですが
これは多分にこの非言語
コミュニケーションに
よるものです。
文字だけよりも
動画、映像のほうが
伝わりやすいということが
ここからわかります。
たとえば、
上司と部下の仕事をする
事業所の場所が違うとき
コミュニケーションをどう取るか?
という相談を受けることがあります。
評価制度の運用でも
上司と部下の日常の面談の時間が
重要なのですが、なかなかその時間を
取れないことがネックになります。
こんなとき、経営者の方は
真面目で、完璧を目指す方が多い
ので、たとえそれが5分でも、
時間が取れない、
面談しなさい、言っただけでは
社員はやらない、
結局、無理だというところで
話が終わりそうになります。
そんなときにおたずねするのは
「どうすれば、できますか?」
ということ。
今の業務の流れの中でいうと、
どれくらいの時間が割けて、
どれくらいの時間が割けないのか、
といった事を聞いたうえで、
どうすればその時間を
捻出できるかを一緒に考えます。
どんな条件が揃えばできるのか?
です。
「こういうやり方で、
このようにやっていけば
できますか?」
という、いわゆる
「仕組み」を作って
それを行ってもらうように
しています。
いかにして、出来る範囲
レベルにあわせて、
継続することを第一に考えて
実践することです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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