第383号
10連休も後半に入り、Uターンも始まったようです。
長すぎるというような声も出てきていますが、
最後の3連休、どうして過ごしましょうか。
連休前と少し変わった自分になるために
今日は、メイクアップ講座に参加してきました。
https://shokokato.com/
私が育ったころは、20歳向けや、新入社員向けに
化粧品会社が「初めてのお化粧の仕方の講座」を
開いたりしていたものです。
そのタイミングで習わないと、
自己流で化粧をし続けることになります。
そこで習ったことを、何十年たっても
同じやり方で化粧している人も多いようです。
私は、ちゃんと習わないまま、
雑誌に書いてあることをそのまま倣って行う
自己流のひとりです。
ただ塗るという感じで、
今日まで来てしまいました。
なかなか”変える”ことって難しいのです。
人の顔もそれぞれ違うということは
頭ではわかっているのですが、
自己流で30年以上も化粧を
してきました。
それも「見直し」なしで、です。
化粧品はどんどん進化しているのに
使うほうは、それに追いついていない状況です。
怖いですね。
これって、手抜きじゃないですか?
人事労務の世界でも同じですね。
社員の意識は変わってきているのに
使うルールブックの就業規則は昔のまま。
価値観とかメンタルモデルの話を
よくブログで書いてきましたが、
化粧ほど、思い込みの産物は
ないですね。
今日も似合う色や眉の描き方など、
何十年前なら正解だったことが、
今日の正解ではないことを知りました。
例えば眉山は黒眼の外側あたりが目安
だと思っていましたが、
人の骨格によって、もう少し
後ろのことのほうが多いということを
知りました。
えぇっ!そうなんですか~ということの連続です。
この講座、月に2回あります。
「今日はわかったつもりでも、
次回、また以前の眉の形で来るかも
しれません」
と講師の加藤さんに言うと、
「1回でできるようになったら苦労しませんよ。
元に戻っていたら、次回指摘するから大丈夫ですよ」
なんだか、企業研修のときに言ってることと似ています。
私が会社に提案しているチームビルディングでは、
研修を月に2回行うことを原則としています。
それ以上間があくと、
ホメオスタシス(変化を拒んで状態を維持しようとする)
に阻まれて、壁を越えられないからです。
このメイクアップ講座も
同様の意図で、月2回の開催です。
理にかなっています。
顔にも古い顔。流行りの顔。
古ぼけない顔。
いろんな顔を作りだすのが化粧です。
でも、毎日のことだからこそ、
この違いになかなか気がつきません。
自分の顔を一番知らないのは自分です。
気がついているのだけれど、
どう変えればよいかわからないから
動けないということもあります。
私が扱う商品の、例えば就業規則は
縦書きの就業規則を使っていたり
前回の改正が20年ほど前という代物が
あったりします。
見直さなくても問題がなかったと言えば
素晴らしいことのようですが、
やはり現代は、それは運がよかっただけで
常に今に適応する内容に更新するのがよろしいでしょう。
変えなくても問題なかったから
変えたら社員説明をすることになって、
かえって何か、問題が顕在化するかもしれないから
見直ししない理由はいろいろありますが、
会社も生き物、社員も生き物です。
会社のルールも変わって当然です。
規程が何十年前と同じということに
“おかしい”と思える柔らかい視点を
持ってほしいものです。
そして、おかしいと気づいてもらえるまで
私たち専門家も、伝え続けなければならない
ことは言うまでもありません。
お読みいただき、ありがとうございました。
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