第373号
今日はチームビルディングの上級講座でした。
この講座は、基本講座を修了した人を対象に
開講されています。
昨年春、この上級講座でとりあげた課題図書が
図解 ビジネスモデル・ジェネレーションワークショップ
https://www.amazon.co.jp/dp/4798136964
たまたま初回の講義を休んでZOOMでライブ受講しました。
ところが、全然わからないのです。
途中のワークの時間はお手上げ状態。
私にはビジネスモデルは描けないんだ。
こういうデザインを描くのは苦手なんだと
思ってしまったものです。
そして、この春、昨年に続き
課題図書が『図解 ビジネスモデル・ジェネレーション
ワークショップ』と知らされ、焦りました。
受講を辞めようかと真剣に思ったほどです。
今日が開講日だったのですが、
他の講義で指導していただいたときに
石見先生に
「課題図書は、春はずっとこの本ですか?」
と聞いたほどです。
よほど、昨年の「何もできなかった体験」が
私には強烈だったようです。
「今日は休もうかなぁ」という、お金を払っておいて
とんでもないことを思いましたが、仲間に会える
楽しみが優って、出席してみました。
去年は、ほんとになんのことかわからなかった
ビジネスモデル・キャンパス(注)のワークに挑みます。
(注)ざっくり言えばビジネスモデル(組織の設計図みたいなもの)
を作成するために9つの要素を可視化して図示したものです。
上記の9つの要素は————————————————-
1.顧客セグメントCustomer Segments
2.価値提案Value Propositions
3.チャネルChannels
4.顧客との関係Customer Relationships
5.収益の流れRevenue Streams
6.リソースKey Resources
7.主要活動Key Activities
8.パートナーKey Partners
9.コスト構造Cost Structure
—————————————————————————
この1~9の順番でブロックに付箋を使って
埋めていきます。
ビジネスモデル・キャンパスは、
ビジネスの現状確認や新規事業の検討に
有効なフレームワーク(枠組み)です。
今日は普通に書けました。
去年は書けなかったのに、
どうして今回は書けたのでしょう。
どうやら、昨年はZOOMというオンライン
での受講ということで、集中していなかった
きらいがあります。
今日は書籍を横におきながら、
事例を見て書いたので、
顧客セグメント 何これ?
というようなことにはなりませんでした。
石見先生は最初、私が
「私にはビジネスモデルの
フレームワークは理解できません」
と言ったとき
「理解ではなく、考えることが
習慣になっていないだけですよ」
と言ってくださいました。
「特に今それを学ぶ必要性も感じていないから、
考えようとは強く思わないんですよ」
ともおっしゃいました。
確かに、今、私はビジネスモデルを知る
必要性はありません。
知らなくても困りません。
だから当然、考えることは習慣になっていません。
結局、最初の一歩を踏み出せるかどうか。
それは、必要性でも欲求でもよいのですが、
自分自身の意志がないと始まりません。
自分自身が思うことからしか
人は、スタートできないということです。
今日の午前中まで食わず嫌いしていた
ビジネスモデルキャンパスを、
どうして書く気になったのでしょうか?
仕事に必要はないけれど、
やっぱり知りたいという学習意欲。
理解できないのではなく、
思考がそれを考えることに
まだ慣れていないだけなんだ。
と言ってもらったことで、
わからないのではないなら、
怖がらずチャレンジしてみよう、
と思えたことです。
自分が考えを変えないと
行動できないということを
再確認するとともに、
信頼できる人の言葉に
背中を押してもらいました。
普段、人は人をかえられない、
変えられるのは自分だけ、
と伝える立場ですが、
あっけないもんだなぁと実感しました。
お読みいただき、ありがとうございました。
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