人を人としてみる 相手の好きな物を知る

第320号

ブログを書くようになって320日。
テレビを見る時間は減ったのですが、
それでも1月始まりのドラマで
ちゃんと見たのがNHKの「トクサツガガガ」
https://www.nhk.or.jp/nagoya/gagaga/

一言で言ってしまえば特撮オタクのお話。

見るからに女子力高そうなOLが
実は筋金入りの特撮好きで、
会社ではそれを誰にも言えない
いわゆる隠れオタクという設定。

母親は特撮を嫌っているので、
打ち明けられず、これまでは一人で
楽しんできたのですが、

同じ特撮好きの友達やアイドルオタクの同僚など
仲間ができて、特撮パワーで日常で直面する
困難を乗り越えて成長していくという内容。

そこで挿入されるのが戦闘シーン。

NHK、特撮シーンもハンパありません。
特撮と言えばテレビ朝日ですが、
負けていません。
本気の戦闘シーン、劇中劇ドラマが展開されます。

マニアやファンより、オタクっていうのは
その響きが、ちょっとネガティブイメージ
があるようですが、このドラマは
明るく前向きです。

誰にも知られたくないから、
息苦しいOL生活なのかというと
飲み会でカラオケ歌わなければ
ならなくなったとき、

唯一歌えるのが特撮の主題歌しか
なかったときの切り抜け方は
特撮オタクならではです。

主人公にしか見えない
シシレオー(特撮ヒーロー)が表れて、
勇気づけてくれます。

こうやって、これまで主人公は
特撮に助けられながら
ピンチを乗り越えてきたんだなぁ
って思わせます。

 

このドラマのコピー
“大事なことはすべて「特撮」が教えてくれる“
まさにそのとおり、と思わせることが
毎回盛り込まれます。

あれっ?このセリフ
キャッシュフローコーチ協会の仲間ならピンときます。

代表理事の和仁達也さんの
「ビジネスに必要なことはすべてプロレスに学んだ」
を思い出します。

キャッシュフローコーチ協会は
ついに今、後楽園ホールでMVPコンテストを
開催するに至っています。

好きを見事にビジネスに活かしています。

 

さて、トクサツガガガの最終回は

「スキナモノハスキ」です。

回想シーンでは、
主人公は、高校生のとき、自然と特撮を
見ないでも平気な生活を送っていました。

それがビデオ屋さんで子供の時に
熱中していたエマージェイソンのビデオに出会い、
観返してみて気づいたこと

「好きな気持ちはなくならない」

その高校生のときの気持ちを、
今、あらためてビデオを観て思い出す主人公。

好きな気持ちはなくならない → 好きなものは好き

と、いわゆる軸が定まります。

会社で隠すのをやめるかどうかはわかりませんが
これからも好きでいる覚悟は決まりました。

そこでようやく、これまで女の子らしいことを
好み、主人公にもそれを押しつけてきた
母親の気持ちがわかります。

上京してきた母と絶縁を宣言した主人公が
仲直りのつもりで、買ってかえったのは
いかにも母が好きそうなピンクのうさぎのぬいぐるみ。

主人公は、自分だけでなく、
母もまた好きなものは好き、なのだ、と
気づくのです。

母親も笑顔でピンクのうさぎを受け取ります。

そうなんですよね。
人を人として見れば、わかることなんです。

ドラマの中でも象徴的に出てきましたが、
主人公にとって母は怪獣だったのです。

わかってもらおうとして、玉砕して絶縁を
宣言したのですが、

わかってもらうのではなく、
まず相手を理解することだと
わかります。

特撮を好きになれない母を受け入れなければ、
自分もまた受け入れてもらえないということです。

最終回を観終わって、一気に書いたので
単なる感想文になってしまいました。

 

私がこのドラマをずっと観ていたのは、
熱中できるものがあるのって、
いいことだなぁって思ったからです。

気の合う友達の存在がいいなぁと思います。

熱中とは少し違いますが、
1年目指して書き始めたブログも
あと1月ちょっとで達成です。

一緒に始めた仲間がいます。
悩みや喜びをわかり合える間柄です。

私の場合は
”好きなものは好き”

ではなくて

”やると決めたらやる”

って感じですが。

達成会で会える日を
楽しみにがんばろうと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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