第257号
今年の仕事も木曜日で終え、振り返ってみると、
今年はこの一言に突き動かされてやってきた
1年だと言えます。
それは、チームビルディングの師、
石見幸三氏がメルマガで言っていた
組織を成長させる、
人の問題を解決するための
基本的な知識やスキルみたいなものが、
欠けていたり、分かっていなかったり、
うまく把握できていない事で、
成果が上がっていないのではないか?
と思えるお話、思える場面というのは、
やはり多々ある訳です。
お客様であるクライアントさんの
問題・課題を解決しようと思うと、
もっと知識や技術などが
必要ではないかと思うのです。
だからこそ、
「思いだけでは前に進まない」
2017年に、この言葉に出会ったことです。
以前より、本当に自分は役にたっているのか?
明確な確信を持てないでいました。
もちろん、お客様は評価してくださるのですが、
目に見える成果というものには至っていませんでした。
思いだけが先走っていないか?
というジレンマもあります。
開業当時、
最初はみんな初めてなんだから、
やったことがないからと気後れせず
来る仕事は断らずになんでもやりなさい、
と言われたものです。
これって “やればできる”
くらいに考えていましたが、
しっかり準備する、という
当然のことができていることありき、です。
技術不足、知識不足では、
お客様の悩みは解決できません。
自分の技術、知識はどうなんだろう?
そこを知りたくて始めたのがこのブログでもあります。
365日毎日テーマを持って書くことで、
人や組織について書ける引きだしは
ひとまず持っていると言えるのかもしれない。
そう思ったものです。
知識を文字化することで、
より深く自分のものにすることが
できるかもしれない。
そうして積み上げて大みそかで
258号までたどりつくことができます。
果たして、365日達成したとき
どんなことを思うのか、楽しみです。
社外専門家が求められるのは、
経営に何か大きな成果をもたらす
きっかけを与えられるかどうかです。
私がこうして書いていることは、顧問先の皆さんはご存じです。
実は、顧問先の社員の方が、日記を書きだしたとか、スポーツジムに申し込んだという変化がおきています。
こういうきっかけになるとは
想定していなかったのですが、
うれしい限りです。
” 思いだけでは、前に進みませんが、
思いがなければ始まりません ”
お読みいただき、ありがとうございました。
つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。