第169号
昨日は、台風や鉄道を事例として、
リーダーの判断の難しさ、決断力について書きました。
リーダーでなくても、
判断して決断する機会は、もちろんあります。
それが今日の私でした。
今日は名古屋でブログを365日毎日書き続ける
仲間たちと集まって、きっかけとなった裕治郎さんの
セミナーを受講する予定でした。
ブログをなんとか半年書いてきたことを認めあう
”半年会”という体裁もありました。
新幹線に乗り遅れた私は、東京駅で切符購入に並ぶ
たくさんの人の列を見て、新たに切符も取ることを断念し、
結局事務所と東京駅を往復して
私の午前中は終わりました。
東京から参加するのは、私ともう一人の方の
ふたりだったのですが、その方はちゃんと
新幹線に間に合って参加されました。
何が違ったのか?
その方は地下鉄を使って東京駅に向かったのです。
私はJRを使って東京へ向かいました。
この判断の違いが明暗を分けたということになります。
私は判断を誤ったということです。
昨日書いたことを繰り返せば
判断は、材料を分析して整理して、考えを見極めること。
決断は、少ない材料をもとにして、複数の選択肢から
未来に向けて、決定する(選ぶ)こと。
今日の私の場合の決断は
乗り遅れたけれど、あらためて切符を買って
名古屋に向かうのか、どうするか。
私は、
・これから新幹線で行ってもスタート時間に間に合わない。
・少し満員電車で気分が悪くなった
これらの状況から、” 行かないこ と” を決断しました。
この決断がよかったのか、悪かったのか。
決めることがまず大事で、決めた以上は
それを信じるしかありません。
そもそも昨日ブログで
JR東日本は
「山手線をはじめ首都圏の各線は台風接近の影響で午後8時ごろから終日運転を見合わせる」と発表。NHKは、東海道新幹線が午後5時以降の全列車の運転中止を決めた
そう書いておきながら、昨日の時点では他人事でした。
翌日にどういう影響をもたらすか、自分の行動に
どのように影響を及ぼす可能性がありそうか
想像できていなかったことが大きなミスです。
これも判断を迷わす材料です。
決断はできるけれど、判断力がない人
というのもいます。
リーダーに必要なことは”決断力”とはいいますが、
取引を続けるかどうかという決断力はあるけれど
その前提となる情報に対しての判断力が足りない場合
その決断は間違っていることが多く、
組織を振り回してしまうことがあります。
決断は少ない情報から
決めていかなければならないわけで
決めたら実行あるのみです。
ですから、少ない判断材料からどう判断するか、
判断力も大事なのです。
もっとも、判断は比較してどちらが正しいか?
という視点で選択していきますが、
決断には、必ずし正しいものを選択することとは
限りません。
正しいかどうかは、やり続けた先に見えてくるものです。
私が今日名古屋に行かないと決断したことも
よかったかどうかは、365日ブログを続けられたときまで
わからないのかもしれません。
でも、決断すると前に進まなければならなくなるので
今日の仕事はずいぶんはかどりました。
今、言えることは、迷うよりは、決断が大事ですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。