部下面談は習慣を変えることから

第113号

もう夏休みなんですね。
久しぶりに朝の電車に乗って、気がつきました。

よく朝のうちに宿題をしなさいと言われましたが、
こう暑いと、集中もままなりませんね。
明日こそは早く起きて、宿題やろうと思いながら
なかなか続きませんでした。

学生から社会人になると、宿題が仕事に変わります。

仕事を習慣化するとは、
その仕事が削れない、はずせない
仕事になっているということです。
やることがごく自然になっているということですね。

行動を習慣化できないのは、
意志の強さという以前に、

結局、「やらなくていいもの」と考えているうちは
その仕事を習慣化するまで続けることは
難しいものです。

効き脳からわかる自分の思考の特性を使って、
『今』目の前の時間にこだわって
〇〇をやるということを決めるということが、
新しい習慣を手に入れる方法だと
以前のブログで書きました。

http://suzukey-stone.com/wp/2018/07/28/106/

2018.7.28ブログ

やらなきゃいけないとわかっているけれど、やれないとき、
意識的にやらなければならない状況を作ること。

何より、やるということをまず決めるということが
大事だとお伝えしました。

ただ、「それって必要なんですか」とか
「面倒くさい」と思っている場合は、

やることがよい成果に結び付くという
イメージできていません。

やること自体に懐疑的です。

そういう場合はどうすればよいのでしょうか?

評価制度の運用を始めると、
上司の方に部下面談を行うように
伝えています。

必ず出てくる意見が、
「時間がありません」というものです。

「やらなくていいもの」
そこまでは考えていないでしょうが、

「やらなければならない」
とも考えられてはいません。

つまり、こんな状態です↓↓

1.どんな成果が出るのかイメージできません。
2.そもそも自分の仕事のやり方(習慣)を変えることができません。

あっ、イメージできない原因が、
ちゃんと、部下面談をやる意味を
伝えていないからであれば、

まずはやることの必要性を説明してから、
というのが大前提です。

そのうえで、

1については

・意識的にやらなければならない状況を作る
・習慣化するためには、まずは意識しながらそれを
やらなければならない状況を作る。

実際に私が部下面談を習慣化するためにやっている仕組みは、
〇毎月部下面談で気づいた良い点を
上司が集まるミーティングで発表する
〇部下面談は5分でかまわない
(月1回まとまった時間がとれないならば)

2については

小さいことでよいので、ちょっとだけ習慣を変える。

たとえば、
朝10分早く起きる
スマホを1日見る時間を〇時間減らす
会社のエレベーターを使わず階段で上がる

等々。

ちょっとだけ普段の生活のハードルを上げて
それが自然に出来るようになると自信になります。

「まずはちょっとやってみようかな」って、
前向きに新しい習慣に取り組もうという意識になります。

習慣が変わると、ものの見方が変わります。

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。

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