部下には言葉以外の影響力を活かそう

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗です

第046号

数週間前から顎関節症になってしまいました。
だんだん悪化してきているようですが、
話すときはさほど痛みがないので、
仕事に支障はないです。

いいことなのか、悪いことなのか。

見た目、若いと言われますが、
やっぱり中身は年相応。
気をつけないと、と教えられました。

さて、こんな病気になったのは、慣れないブログを
365日目指して書きだしたから、と言っては怒られそうですが

このブログを書くきっかけのセミナーを
開催してくれたのが、板坂裕治郎さんです。

その裕治郎さんが出版しました!

2000人の崖っぷち経営者を再生させた社長の鬼原則

BOOK1st. 中野店

なんか、わかったようなわからんようなタイトルですが(笑)

文章は、最初こそ標準語で、
普通のビジネス書っぽいですが、

私(以後、私は「わし」と読んでほしい)と書いてるし、

序章からはいつもの広島弁の「裕治郎さん節」全開です。

いったい文中にアホは何回出てくるのか?

書かれているのは、ものすごく
真っ当なことが書かれています。

ただ、ちょっと具体例がぶっ飛んでいるので、
これを講演とかで聞いたら、
やっぱり広島弁とその強烈な体験談に
酔いしれて終わりそうです。

文字で読むと、非常に理にかなった成功法則が、
わかりやすく頭に入ってきます。

 

さて、人はいかに
言語以外でコミュニケーションをとっているか?

思い浮かぶのは
表情とか声のトーンとか
しぐさなどが
すぐに思い浮かびます。

私が所属する
一般社団法人日本キャッシュフローコーチ協会の
代表理事の和仁達也さんは、
クライアントとの間の場づくりが大事だと
説いています。

そして、キャッシュフローコーチの間の共通言語である
「安心・安全・ポジティブな場(略してAAP)」を
作ることの重要性を教えていただきました。

安心・安全・ポジティブな場づくりの
基本は言葉、表情、態度、行動です。

とりわけ表情が与える影響力を
熟知しておこう、
笑顔持久力が大事と
和仁さんは言っています。

 

言葉が重要ではないということではなく、
むしろ言葉の影響力を高めるための要素として
言語以外のコミュニケーションは価値があると
私は感じています。

たとえば、
〇言葉を補完する表情、しぐさ
安心してなんでも言ってね、と
言う時の声のトーンや表情は、
こちらの想いや安心感を与える
空気を作りだします。

大丈夫かい?というときの
視線の高さや距離の取り方で、
相手との距離を縮め、
信頼関係を深めてくれます。

〇言行一致
この人から言われたら、やってみようと思える
日々の行動と言っていることが一致していること

部下指導の場においては、
発する言葉と同じくらいに
言葉以外の影響力にも
気を付けたいものです。

さて、一気に読めた裕治郎さんの本ですが、
なんか物足りないなぁ、と思ったら、
裕治郎さんの顔写真がどこにもないのです。

これですね!
ファンとしては残念ですが、
人は見た目が9割なんてことも言いますし、
裕治郎さんの場合は、言葉以外の影響力が強すぎます。

余計な先入観なしで読んでもらっても、
しっかり言葉の影響力で、
中小零細弱小家業の社長さんに
意識変革してもらえるという、自信作の1冊です。
是非、ご興味もっていただけたら、
書店で手に取ってみてください。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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