第760号
少し前のブログで、結局
仕事は、質も量も大事だと
いうお話をしました。
一定時間内にこなせる仕事の
量を増やすことを
仕事の量を増やすことだという
前提とすると、
そのための方法として
一番は、能力を上げる、
ということなんでしょうが
なかなかすぐには結果が
でないと考えれば、
生産性を意識して
無駄を省いて
時間を増やすことで
さばける量を増やす
あるいは、
優先順位をつけて
効率を上げる
ということが
思い浮かびます。
私の場合は、と
振り返ると
本当に仕事が
たてこんでくると、
期限を1日前にして、
携帯のリマインダー機能に
登録して、知らせてもらったり
手帳に期限の前日を
締切期日として記入したり
期限を前倒しして
意識するという
方法をとっています。
優先順位をつけたり
無駄を省くことと
最終的には同じような
気もしますが、
意識していたのは
期日管理する
ということです。
今日は
目標を設定したら
その具体的なやり方
(行動計画)は
その人ごとに違っていて、
それぞれの強みを活かすことで
結果を出す
というお話をしたいと思います。
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評価項目として、
さばける仕事の量を
増やすという目標が
あるとすると、
優先順位をつける
無駄を省く
という行動まで
あらかじめ決めて
項目のなかに設定している
ことはあるのですが、
実際には
より具体的に何をするのか、
これを決めないと
動けない人も多い
ものです。
ただ、この部分は
一律に皆同じ、と
決めるというわけには
いきません。
私の場合、仕事内容は
賃金などのシミュレーション
をしたり
考えを書面にまとめたり
法律を調べたり
このメルマガのように、
テーマを決めて書いたり
いわゆる、
考えて、最後にそれを
文字にする
という業務が主です。
ですから、どこまでが
無駄なのかわからないですし
(明らかにぼーっとしていることも
多いですが)
優先順位も、つけにくいと
思っています。
下手に優先順位を考える前に
取り掛かったほうが早いと、
個人的に考えていることも
根底にあります。
そうだとすると、
差別化できるのは
期限しかないわけで、
仕事を、多くさばかなければ
ならなくなると
この期限を1日前倒しする
というのを行っています。
この方法は、私の思考の
特性にも合っているようです。
何度か効き脳については
ご紹介してきましたが、
人の脳は、大きく分けて、
左右で2つ、内側と外側で2つ、
計4つに分けることができます。
それぞれの機能を分けると
A:論理的、理性的
B:堅実的、計画的
C:感覚的、友好的
D:冒険的、想像的
「効き脳」は、
人によって活用している
「場所」が違う
というものです。
私の効き脳はABCの
三重優勢で
AとBとCの特性が
交互に現れます。
その中でも一番傾向が
強くあらわれると、自覚
しているBの特性は、
”計画を重んじる” という
ものです。
期日を決めるという
予定を立て、
それに則った行動する
というのは
まさに、特性に合った方法です。
意識していませんでしたが
自分の強みを活かした
方法を選択していた、
というわけです。
強みを活かすと
やり方に無理がありませんから、
継続してできることで、
成果という再現性があります。
1日、期日を前倒しするだけで、
空いた時間でさばく仕事の量も
増やせますが
見直しの回数を増やしたり
調べものにかける時間を
増やせるので、
仕事の質を上げることも
できます。
私が行っている期日管理は
優先順位をつけたり
無駄を省くというのと
何が違うのでしょう。
私の場合は、
少なくとも
優先順位をつけたり
無駄を省く意識だけでは
具体的な行動には
動きだせませんでした。
より具体的な行動を
イメージできるものに
置き換えないと動けません。
優先順位をつける
無駄を省く
というのは
得意、不得意という
表現はできても
これをもって
強みとは言いません。
人の強みは
効き脳がそれぞれ
違うように
人それぞれに
違います。
強みを活かすことが
一番成果があがることですが
そう考えると、
目標、目的は同じに
定めても
それを達成するための
方法や行動計画は、
全員同じというわけには
いかないということに
なります。
強みを活かした行動計画を、
どう決めるのかが、
成果を出すためには
重要です。
評価の仕組みで考えると、
成果の達成度のみが対象と
なりますが
その成果を出すために
人はそれぞれに
価値観や考え方
知識、経験などを
要因とした
捉え方の違いを理解
したうえで
上司との対話で
捉え方の交換を行い、
実行計画を随時
見直し、
成果に結びつける
ことなんだと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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