第686号
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同一労働同一賃金で
コラムを書かせていただきました。
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こだわり、っていうと
どういう印象がありますか?
『さすが、こだわりの味』
こういうと、なんだかすごく熟練の技を
イメージします。
『仕事のこだわりが強い』
ちょっと融通が利かないイメージを
私はもってしまいます。
客観的にはどうなのかなぁと
意味を調べてみると
1.ちょっとしたことを必要以上に気にする。気持ちがとらわれる。
2.物事に妥協せず、とことん追求する。
(出典:デジタル大辞泉)
両方の意味があるんですね。
ただ、もともとは、出典にある
1のほうが基本の意味のようです。
1の意味でいうなら
確かに、必要以上に気にすることは、
前に進もうとするとき、ともすれば
ブレーキになります。
「出来なかったらどうしよう」
「これができないとダメなんだ」
ということに、とらわれています。
例えば、何かを学んでも
「できるようになったらやります」
という人、いませんか?
そういう人は、周りから、
「いつできるようになるの?」って
意地悪な質問されてたりします。
できるようになってから。。。
こんなふうに思っている人は
できるというイメージが
自分のなかでずっと、
わいてこないので
「君は、いつまでたっても、やらないよ」
と言われてしまうわけです。
やり方はわからないけど
できる気がする
という人がいますが
(創業者タイプに多いです)
うらやましい。
でも、世の中、
そんな人ばかりでは
ありません。
私も本来は、
できるようになったら
やります、
って言うタイプ、です。
でも、次のように
考えるようになったら
踏み出せるように
なりました。
できるイメージを
どの基準に置いて持つか。
いわゆる目標設定ですね。
これがポイントです。
たとえば
いきなり製品づくりを
1から10までひとりでは
できません。
だから、
10できるイメージを
いきなり持つのが無理、
という人は、
最初は3
次は5
次は8
そして最後は10
階段を一段一段
上がるように
目標設定していけば
よいのです。
ブログでも取り上げてきた
『ホメオスタシスの壁』
と、同様です。
「知らない」
↓
「知っている」
↓
「やってみる」
↓
「わかる」
↓
「できる」
↓
「している」
これ、6つの階段を
上っていますね。
「知らない」が
いきなり
「できる」
とか
「している」
(いわゆる熟練者)
には、なりませんよね。
できる、できないの
2択でなく
どこまでできる
という選択肢が
1歩踏み出すには
必要です。
そして、いったんこの
段階を設定したら
ここは
ひとつひとつ
できることに
“こだわって”
いきましょう。
お読みいただき、ありがとうございました。
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