第655号鈴木早苗ブログ
今、コロナによって
どのように
マネジメントを
すればよいか、
不安に思う
上司の方も
多いようです。
マネジメントって
何のことでしょうか。
社会保険労務士に
なりたての頃は
漠然と『人の管理』
と思っていました。
人事制度を学び、
実践するようになってからは
『部下を成長させること』
2018年のブログには
━…━…━…━…━…━…━…━…
部下一人ひとりの能力、
知識、経験、目標
といった要素について
観察し、指導し
成長できるように管理し、
支援すること
━…━…━…━…━…━…━…━…
と、私自身、
書いています。
働き方だけでなく
経営そのものも
変化を余儀なくされて
いる今は
より多様な
人材や働き方に
対応したマネジメントが
求められています。
成長に関わって
それぞれの能力等を
伸ばすことが
マネジメントの
大きな要素には
違いありませんが
コロナの前から
すでに時代は
急速にスピードが
速くなってきました。
本人が
PDCAサイクル
(計画→実行→評価→改善)
を回し、それを
上司が各場面で
支援する、
といっても
最初のP(計画)が
時代のスピードに
ついていけなく
なってきました。
計画をたてても
見直しを迫られる
場面が増えています。
これでは
目標管理ができない?
目標管理が
目的ではないはずが、
つい、そこに
引きずられます。
目標管理とは
目標を管理する
ことではありません。
目標による
“人の成長を管理”
することです。
マネジメントは
あえて一言でいうなら
“部下を成長させる”
ことです。
チームビルディングでは
人と組織が
一緒に成長する
ことを目指します。
そのためには
人材力×組織力×関係力
この、どれひとつ
だけでもダメで、
相乗効果が必要だと
考えます。
まず最初に
取り組むのが
人材力
“個人の強みを活かす”
ことです。
この人は今、どういう
レベル(段階)なのか?
どういう思考をする人なのか?
これが人材力(の考え方)です。
そこを知ったうえで
目的や目標設定、
システムという
組織力
どうやったら
力を引き出せるかを
考える関係力を
何度も繰り返して
回して(ループ)
いきます。
マネジメントという
言葉を生んだ
ドラッガーは、
組織とは、強みを
成果に結びつけつつ、
弱みを中和し無害化
するための道具である。
つまりは
人の強みを活かすことが
組織の目的であり
それが、
チームビルディングが
目指すマネジメントです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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