第628号鈴木早苗ブログ
新型コロナウイルス感染症による
緊急事態宣言が解除され、
テレワークがまったく
なくなってしまうか、と言えば、
そんなことはないでしょう。
意外に生産性があがった、等
手ごたえをつかんだ企業は
ひとつの働き方として
取り入れていくでしょう。
テレワークで感じることは
何度かやっていくと
思ったよりも、
コミュニケーションをとることが
難しいということ。
顔は見えているのに、
表情から、 考えていることが
わかりません。
ですから、始まる前に
身ぶり、手ぶりはオーバーアクションで
と伝えるようです。
やっぱり、バーチャルなのです。
五感が伝わりづらいです。
当然、こちらが相手にそう思うように、
相手もこちらの言いたいことの
何割かくらいしか、伝わっていません。
オンラインを使ったセミナーに
慣れている研修講師は、
少し大きめの声で、
テンション少し上げて
はっきりしゃべるように
心がけています。
そうしないと、
言葉が耳に入ってきません。
オンラインでは、集中力の持続が
課題なので、聞き取りやすさ
わかりやすさは重要です。
緊急事態宣言前のリアル会議では
面談や会議で、そこまで
意識してこなかったので、
やっぱり、リアルとオンラインは
同じようにはいかないなぁ
違うなぁ、と
思ってしまいます。
確かに違うのですが、
この1か月超の期間の
オンラインを仕事で使う体験を通して
よりコミュニケーションの難しさ
大切さを、実感できた、
ということでもあります。
緊急事態宣言の解除とともに、
テレワークはもう終わった、
という会社も、
この1か月の
部下が見えないもどかしさ
意思の疎通に苦心したこと
苦心しながら、仕事を
進めてきた
この経験を、
あれはテレワークのときのこと。
非常事態宣言だったから、と
なかったことにするのではなく、
これからに活かしたいものです。
それが、第2波への備えになります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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