強みと弱みは表裏一体

第585号

ゴスペラーズがメジャーデビュー
25周年を迎えて、同じメンバーで
長く歌い続ける秘訣は何かを
インタビューされた記事が
ネットに上がっていました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00000002-withnews-musi

数年前にメンバーの北山さんが
脳腫瘍で倒れたとき、4人だけで
声をあわせると、単に1人の声が
足りないではなく、ハモらなかった
と言います。

ハモる、ハーモニーのことですね。

ハーモニーの意味は
和音。特によく協和する音。調和。
(出典:大辞林第三版)

月並みな言い方ですが、
「5人でひとつ」の声を作りだして
いたということでしょう。

ゴスペラーズの曲作りの役割分担
は高度で、歌のパートや作詞作曲
リードボーカルも、曲によって
入れ替わります。

今、ハーモニーやアンサンブルの
研究もしているという北山さんが

「私とあなたは違うのが当然で、違いを認識して響き合うことで、これを吸収しよう、拡張しようと思えることが大事なんです。相手の立場で経験してみることが大事。僕らはお互いのパートを歌ってみるし、リードボーカルも全員が歌ってみて決める。それも影響しているのかな、と思います」

違うことを認識したうえで、一番個を活かす

すなわち強みを活かす方法を探して、
毎回一番良い形で歌を届けてくれています。

これもまたチームビルディングです。


私が石見さんから学んだチームビルディングは
人材力・組織力・関係力この3つの視点で
組織作りをしていきます。

お互いの強みや弱み、
思考の特性を理解する(人材力)

・コミュニケーション(関係性)を築く

・ビジョンや目標とか目的
というような目指す先を
会社と社員間で揃えて、
ルールや規範を作る(組織力)

ここで挙げた人材力とは

強みや長所だけではなくて、
その人の弱みや短所も含めた
個性みたいなものをいいます。

強みと弱みはコインの表裏だと
石見さんは言います。

つまり、弱みとは
足を引っ張るお荷物でも、
良い悪いの悪いでもありません。

ただ、どうしても弱みのほうに
目がいきがちです。

そして、弱みをみつけると
それをなんとか克服しようと
します。

そうではなくて
弱みの反対側には強みがある
と考えれば

”弱みから強みを見つけることができる”
とも考えられます。

コインの裏表というのは
強みと弱みは紙一重
ということでもあります。

強みも弱みも、いかにコントロール
できるかがポイントです。

ただ、これは、なかなか本人には
わかりづらいので、強みを活かす
のは、上司の役割ではないかと
思っています。

コミュニケーションで大切な
「承認する」

これも含めて、まずは
強みを把握することが
人材力・組織力・関係力の
”人を活かす”第一歩です。

お読みいただき、ありがとうございました。

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