第562号
昨日は、所属する一般社団法人
日本キャッシュフローコーチ協会の
MVPコンテストに参加してきました。
今年で4年目。
後楽園ホールでの開催は3回目になります。
昨年までは実行委員や賞をいただく
立場だったりで、今年初めて、
1観客として見させていただきました。
500人超えの観客の前で6人の登壇者が
10分間でクライアントと自身の成果を
プレゼンします。
昨年は「覚悟」という言葉を
はからずも、おそらく無意識のうちに
プレゼン内容に挟んでいたのでしょうが、
今年は「覚悟」という言葉を発する代わりに
それぞれのクライアントの事例の中で、
どう関わったか
あるいはこれまでの
自身のプロフィールを
紹介することで
示してくれました。
全てを言葉で説明できると、
人は 錯覚しがちですが、
言葉には限界があります。
だから、一生懸命伝えて
伝わることが一生のテーマでも
あるわけですが、
”ただそこにある事実”を語ることで、
かえって鮮明に覚悟を感じることが
できます。
MVPコンテストは
プレゼンター自身の変容進化
クライアントへの貢献を話すことで、
私たち観客に勇気や
やる気を与えることを
目的としています。
そして、観客であり
MVPを選ぶ1票を持つ私たちは
彼らのプレゼンを聞くことで
それをジャンプ台として
飛躍の一歩としたいと
集まっています。
この目的と趣旨を共有
していることで、
言外に覚悟を感じられました。
プレゼンターのプレゼンの後にあった
代表理事の和仁達也氏の講演では
コンサルタントが経営者と一体感を
出すために意識していることとして
”求められてもいないアドバイスはしない”
という一節がありました。
これは、コンサルタントに向けた
言葉ですが、上司と部下にも
あてはまります。
上司は常に部下にどう伝えるか
どうしたら伝わるか
これを考えて苦心していますが、
伝わる、伝わらないは相手しだい。
ただ事実のみを伝えて、
どう感じるかは
部下に委ねてみては
どうでしょうか。
勿論、ただ一方的に事務的に
伝えるわけではありません。
事業年度の最初の面談で
「どうなりたいですか?」
「どうなっていたらよいですか?」
これを、共有していることが
前提です。
そして、上司が折々に伝える事実は
いわゆるフィードバックですね。
アドバイスは
求められればしますが、
それも、どう受け止めるかは
相手しだいです。
最初にやることは
相手が
「どうなりたいのか」
「どうなっていたらよいのか」
“目的”を共有することです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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