この会社で成長できる、と感じてもらうことが定着につながる

第527号

成長も大事だけれど、
でもやっぱりお金でしょう。

ということを、お客様からも
言われることがあるのですが、

よほど同じ業界の同年齢の
賃金に比べて低い場合を
除いては、
賃金が低いことが
辞める原因にはなりません。
きっかけにはなることはあります。

だからと言って
賃金を上げたからといって
引きとめの材料には
なりません。

では、何があれば
定着させるのでしょうか。

全員とは言いませんが、
働くなかで成長したい
と思っている社員であれば

その会社で、成長を実感
できたとしたら
もっとこの会社で成長したいと
考えます。

組織における人材の法則である
「2:6:2の法則」の
上位8割はそう考えます。

ですから、どれだけ
成長を実感させられるかが
上司の役割です。

新卒の離職の原因は

人材派遣のアデコグループによると

第1位 自身の希望と業務内容のミスマッチ
第2位 待遇や福利厚生に対する不満
第3位 キャリア形成が望めないため

https://www.adeccogroup.jp/power-of-work/061

どれも、不満にはかわりありませんが、
わかるように説明していれば、
引きとめられるのではないかと
思えるものばかりです。

成長を実感するのはなにも
希望部署でしか味わえない
ものではありません。

それ以外の部署でも
成長することはできます。

待遇は、将来年金がどうなるかも
わからないなか
どのように賃金が変化するのか
わからないようでは
安心できません。

キャリア形成が望めない
というのは
会社が社員にどういうふうに
育ってほしいかを伝えていない
からです。

以前、ブログで採用にも
ビジョン、ミッション、バリューが必要だと
書きました。

http://suzukey-stone.com/wp/2019/09/29/526/

これらも大事ですが
目標や目的を示さなければ
成長できません。

成長は、できないことが
できるようになることです。

求人の際、評価制度がある。
と書くのは
明確なルールに則り
賃金が決められている
という安心感を示すためですが、

明確に評価して、この会社で
成長できるように育てるという
ことでもあります。

だからこそ、評価制度を作る場合は

評価項目の明確化
求める成長基準
評価内容の周知徹底

これらが必要です。

お読みいただき、ありがとうございました。

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