第524号
社員を採用する場合、会社の価値観を
共有してくれる人材を採用するために、
ビジョン、ミッションの明確化は必要です。
では、ビジョンやミッションを作っていれば、
良い人材は採れるのでしょうか。
作っただけではダメですね。
それを使って、採用時に人材を
見極めることが必要です。
チームビルディングを学ぶなかで、
師匠の石見先生は
どのようにヒアリングするか、
だと言います。
・この仕事をしたい理由(ミッション)
・この仕事を通して
どんなことが実現できたら
いいか(ビジョン)
・今まで仕事をしてきた中で
どんな事を大事にしてきたか(バリュー)
・今までどんな仕事をしてきて
何が出来るのか?(能力/スキル)
これらをヒアリングするのが
最低限必要だと言います。
これらについて
・ちゃんと答えられるか?
・その答えは自分の会社と合うか?
・求めているポジションに合う人か?
ここを見極めるのが、採用面接では
大事なポイントです。
そこそも会社が採りたい人材が
「ミドルパフォーマー」と「ハイパフォーマー」
では、採用時には、響く言葉も違います。
「ハイパフォーマー」とは、
生産性の高い人材
いわゆる人材を2:6:2で表したときの上位2割
「ミドルパフォーマー」とは、
人材2:6:2で言えば中間層です。
「ハイパフォーマー」は、
・この会社に自分の未来を預けられるか
・この会社はどうなろうとしているのか
会社のビジョンに反応します。
一方、「ミドルパフォーマー」が拘るのは
ミッションとバリューになります。
とりあえず、日々の指標がわかることが
大事です。
会社がどういう人材を採用したいか
によって、何を訴求すればよいかは違います。
これは単に、作ればよいということでなく
採用後、定着してもらうとき
会社のビジョンやバリューが
実態とかい離があれば、
ハイパフォーマーは失望し、
辞めていきます。
会社のミッションやバリューが
実態とかい離があれば、
ミドルパフォーマーは失望し、
辞めていきます。
お読みいただき、ありがとうございました。