第466号
先日、ちょっと蒸し暑い日があったので
エアコンをつけたところ、10分ほどで
冷風が出なくなってしまいました。
そうです、故障です。
今年はずっと涼しかったのですが
東京でも30度以上の日が続きそうな
予報が出たこのタイミングで故障とは。
私みたいなお客さんが多いらしく
電気屋さんもスケジュールがいっぱい。
1週間ほどエアコンなしで仕事を
しなければならないみたいです。
当分の間、働く場所を変更したり
仕事の仕方を変更しなければならないようです。
もちろん、汗をかきながら仕事するっていうのも
アリですが、絶対生産性が落ちそうです。
事前に6月あたりで一度
エアコンを運転してみれば
よかったのかもしれません。
何事も準備が大切です。
働き方改革関連法がこの4月から施行されています。
https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-roudoukyoku/news_topics/topics/2015/27629-01_00003.html
年次有給休暇の確実な取得(5日間)の
対応でほっとするのもつかの間、
中小企業は来年4月から
“時間外労働の上限規制”が施行されます
大企業は本年4月から施行されています。
“時間外労働の上限規制”
時間外労働の上限について、月45時間、年360時間
を原則とし、臨時的な特別な事情がある場合でも
年720時間、単月100時間未満(休日労働含む)、
複数月平均80時間(休日労働含む)を限度に設定
する必要があります。
その後には、
“正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差”
が、2020年4月(中小企業は2021年4月)から禁止されます。
そして、ブログでも以前お伝えした
職場におけるパワハラの防止措置を企業に
義務付ける労働施策総合推進法が成立し、
2020年4月から適用(中小企業は2022年4月から適用)
予定です。
まだ1年ある、と思っていると
後手にまわって直前で焦ってしまいます。
どれも書類を書いて、届出すれば
法改正に対応済み、とはいかないものばかりです。
施行日から逆算して、準備していく
ことが必要です。
時間外労働の削減は、なかなか難しいように
思いがちですが、確かに無駄をなくそうという
発想だけでは限界がありそうです。
ここはポジティブアプローチでいきましょう。
原因探しでなく、解決法を探す「解決志向」
のことでもあります。
月45時間、年360時間の残業時間の
上限枠に収めるには、どういう方法があるだろう。
これを目標の時間数をゴールとして、
段階ごとに設定して一つ一つクリアして
法律の上限枠内に収めるようにしていきます。
なりたい組織をイメージして
その達成のためには
どういった削減方法がよいでしょう?
業務の改善を行ったり
営業等の代行に業務委託する方法も
あるでしょう。
仕事は準備が9割です。
どれからやっていいかわからないときは
思いきって「出来ることは何でもやってみる」
と切りかえて、取り組みましょう。
お読みいただき、ありがとうございました。
このブログを編集して、
メルマガを平日毎日お届けしています。
ご希望の方は、 下記フォームより
ご登録ください。