第464号
選挙期間は、特定の政党や候補者
について触れると公職選挙法違反に
なるとかで、投票するための情報が
制限されます。
だから、いつも選挙の開票速報とともに
各局が放送する選挙特番を見ながら、
へぇ~、そうなんだぁと、
止まっていた情報が流れ出してくるのを
見聞きし、今ごろ知ってもなぁと
ぼやいています。
もしかすると、ネットで公開されていたり
その気になれば収集できた情報だったのかもしれません。
人は興味がないことには、目や耳を閉ざしている
というわけです。
だから、どうしても選挙では、候補者は
声が大きくなってしまうのでしょうか。
選挙権は国民の権利です。
義務ではありません。
権利は、放棄しようと思えばできてしまう、のです。
だから、どうしても自分ごとにならないと
候補者の言葉も耳に入ってきません。
この耳に言葉を届けるのは難題です。
人事評価制度の作成の最後の仕上げは
社員説明会です。
ここで、いかに社員の不安を払しょくできるかです。
強調すべきことは、
これまでのやり方を可視化したのが
今回説明する人事制度だということ。
仮運用期間を設けて新しい制度に慣れてもらいます。
その間は(新しい制度による)賃金は引くことも
足すこともしません。
今までと変わらないのだ、ということが
わかってもらえることが大切です。
それが理解できると、
次に、どうすれば高い評価を得る
ことができるのか?に
興味が出てきます。
そこで 行うことは
(1)まず会社から社員全体に制度の概要を説明します。
(2)次に評価シートについて、会社から説明します。
・一般職向けに説明します。
そこには中堅、管理職という上司にあたる社員も同席します。
・次は中堅に説明します。
そこには上司である管理職も同席します。
最後に
・管理職に説明します。
こうして社員は
自分の使うシート
部下の使うシートについて
説明を受けます。
(3)いよいよ評価期間が始まる段階で、
直接の上司が部下に説明します。
そこで部下は目指す目標を設定します。
管理職は中堅に
中堅は一般職に
それぞれ説明することになります。
3回の説明で、会社も含めて、すべての上司が
新しい制度の胆を理解することになります。
自分が評価されるシートを
理解することも大事ですが
それ以上に、上司が部下のシートを
理解することが大事です。
なぜなら、部下の成長のカギは
上司だからです。
部下を成長させるのは上司です。
上司の最重要役割です。
大事なことは、大きな声でなくても
何回も説明することです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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