第404号
Jリーグのヴィッセル神戸の三木谷オーナーが、
クラブハウスを訪問して、選手やコーチを激励した
というニュースがありました。
三木谷さんがクラブハウスを訪れるのは珍しいそうです。
珍しいことが起こっているということは
どれほど神戸の状況が危機的かがわかる
というものですが、どれほど選手たちに響いた
のかは疑問です。
今年の神戸の戦いぶりについては
ここまで歯車がくるうとは、だれも思って
いなかったでしょう。
良くも悪くも影響力を持つのがエースですが、
神戸の場合はイニエスタ選手です。
Jリーグの創成期、ジーコが鹿島にもたらした
効果のように、神戸もイニエスタによって
覚醒するかと思われましたが、今現在は
不発です。
2018年度、96.6億円というJリーグ史上
最高の収益を上げながら、順位は15位に
甘んじています。
人件費は、44.7億にのぼり、
2019年度はさらに増える見込みです。
果たしてこれで帳尻があっているのでしょうか。
いえいえ、そもそもまだ来日して1年です。
イニエスタ一人の年俸が、
神戸の全選手、コーチ陣の年俸合わせた
金額をも超えるということは、チーム内の組織風土、
序列をぶっ壊すことを覚悟しなければならない
ということでもあったのです。
新たな価値観の創造が必要です。
皆で目指す方向性を明確にして、
イニエスタを浮いた存在に
してはいけないのです。
どんなに素晴らしい選手を配置しても
それだけでは勝てません。
共有できるビジョンが必要です。
あるいは、戦い方以前に
関係性を深めて、互いにフィットし、
反応しあえる場面を数多く継続して
作ったその先に勝利があります。
ビジネスにおいても、
どんなに前職で優れた社員であっても
新しい会社ですぐに結果を出せるとは限りません。
組織風土が違います。
自分のもっているノウハウを
その会社に合うように最適化し、
修正していくことで、結果につながります。
勝てない今だからこそ
覚悟を決めて、
あらためて互いの関係性をコツコツと
構築することが必要です。
「the No.1 Club in Asia ~ 一致団結 ~」
スローガンに立ち戻ってほしいです。
次の相手は「夢づくり 人づくり」を
ミッションにかかげる湘南ベルマーレ
現在第9位
チーム力(関係性)で、ここまで戦ってきた
上り調子のチームです。
どんな戦いぶりを見せてくれるのか
きっかけをつかんでほしいものです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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