第271号
NHKの「首都圏情報ネタドリ」という
番組の今日のテーマは、
『幸せを呼ぶ”小さな家” ~首都圏住宅 最新事情~』http://www4.nhk.or.jp/netadori/x/2019-01-11/21/5675/1503191/
3畳ワンルームでも幸せと感じる若者など、
居住面積よりも、通勤がしやすい、生活環境などが
住まい選びの上位にくるという実態を紹介していました。
幸せの基準が違ってきていることを実感します。
資本主義経済ではあるけれど、
お金よりも大事なものが上位に
来るような時代になってきたようです。
それは、バブルのころと違い、
給料が右肩上がりではないことを
みなが知っているからということもありますね。
そこで、最近ではお金以上に
「信頼」の価値が高まってきているように思います。
信頼自体の価値は、以前より高かったですが、
お金に換わる重要なものとして浮上するとは
思っていませんでした。
「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」
西野亮廣・著
https://www.amazon.co.jp/dp/4344031555
この本が売れています。
直接的にお金を稼ぐということから
少し風向きが変わってきているのを感じました。
お金ではなく、信頼を得る、
すなわち『信頼貯金』が重要に
なってくるのではないでしょうか。
この言葉自体は、目新しいものでは
ないそうですが、私には、
今聞くからこそ、響く言葉でした。
ちなみに私の今年の目標
“お客様からの信頼貯金を増やす” ことです。
私たち士業、コンサルタントは
何か商品があるわけではなく、
私自身の知恵やノウハウを提供して
報酬をいただいています。
この知恵やノウハウとお金の間に、
信頼を重ねることで継続したお仕事に
つながったり、お客様を紹介して
いただいたりします。
まさに信頼をお金に換えています。
信頼は一日にして成らず
信頼は一瞬で失せる
信頼を積み重ねるには、
・ 期待に応えるよう仕事する
・ 自己研さんする
・ 成長する
愚直にこれらを実践することです。
当たり前のことをやるだけなんですが、
だけど、ずっとやり続けることは難しい。
信頼貯金はどれくらい貯まったか
年に1度お客様にアンケートを取ってみましょう。
以前、お客様の潜在ニーズを探る方法として、
既存客にヒアリングした結果を分類する方法を
教えてもらいました。
選ばれた理由はなんですか?
何を評価していますか
と、たずねた結果を分類します。
・ 人間性
・ 専門性
・ 必要性
・ 希少性
・ 限定性
結果、私の場合、
人間性と専門性に集中してしまいました。
私の信頼はここで増えている
ということなんだと思います。
インターネットで集客するには
もうちょっと深堀する必要があるのでしょうが。
会社の案内をインターネットに出すために、
取引先の名前を実名で書かせていただく
お願いを、これまでお仕事させていただいた
会社に電話でお願いしたところ、
社長のみなさん快諾してくださいました。
普通のことのように思うかもしれませんが、
即答だったのは、うれしかったなぁ。
つまるところ「人」なんだなぁと実感。
今日もまた、ちょっと折り入って相談させてください
と言われて、がぜんモチベーションが上がりました。
お金を稼いだり増やすのは苦手ですが、
信頼は、私の“あり方”しだいで増やすことは
できそうです。
お読みいただき、ありがとうございました。
つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。