やらないことを決める

第253号

まだ時間があると思っていたら、
年賀状を元旦に届けるための締切の25日が
間近に迫ってきました。

ということで、クリスマスイブは
年賀状を書いていました。

 

ところで

「平成最後となる本年をもちまして、年始のごあいさつを失礼させていただきます」-。来年の新天皇即位で元号が変わるのに合わせ、長年続けてきた年賀状のやりとりをやめる「年賀状じまい」をする高齢者が増えている。

Yahoo!JAPANニュース12月24日https://news.yahoo.co.jp/pickup/6307811

というニュースを見聞きします。

 

2019年の年賀状で「これで最後」と伝えて、
20年からは出さないか、ごく親しい人に絞って
出すことにする。ということらしい。

平成も最後ということで、
区切りがつけやすいことも
決断の後押しをしています。

 

年賀状からメールやラインに切り替える
ということでもなく、一切年賀のあいさつ
そのものを辞める人が増えています。

今年1月の鎌倉新書が
65歳以上の191人を対象に
行なったアンケートによれば、
https://seniorguide.jp/article/1102878.html

 

「今後出さない旨が書かれた年賀状を貰ったことがある」人は57.1%

回答者のうちの62.8%が、
「出したことはないが興味がある」として、
いつかは年賀状を止めざるを得ない
状況になることを意識していることがうかがわれます。

年賀状を止める理由としては、
「付き合いの範囲を身近なところに
とどめておきたくなった」人が27%

「年賀状を出す知人友人が少なくなった」人が18.5%


出す相手が少なくなったというのを誘因として、
そもそも、どう生きたいか、どうしたいのかという、
生き方の問題なのかもしれません。

書くことに意味を感じている人は、
枚数に関係なく書くでしょうから。

 

仕事も同様に棚卸ししてみると、
意外にやる意味があるのかな?
っていう仕事もあったりします。

”やらないことを決める、それが経営だ”
と言ったのはスティーブ・ジョブズですが、

確かに仕事に優先順位をつけることは大切です。

特に中小企業の場合は、
人数にも限りがあることから、
やらないことを決めることは重要です。

それによって、何に注力するのかが
より明確にもなります。

では、やらないことをどうやって決めるのか、
というと「ビジョン」ということになります。

そのビジョンを達成するために、
必要な業務か、どうか、です。

やることを決めるのではいけないのか?
という意見もあるかと思いますが、

やるべきことと、やったほうがよいことが
混在しているのを、まず分けることは
難しいでしょう。

そうであるなら、
やらないことを決めるほうが
優しいと考えるからです。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。

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