承認されるということ

第225号

今日は、所属する日本キャッシュフローコーチ協会の
MVPコンテストが、後楽園ホールで開催されました。
https://www.jcfca.com/mvpc2018/

一方では
誰かと誰かを比較して優劣つけるのでなく、
強みを活かしあう、
ひとりひとりが主役

という考え方の
チームビルディングを学ぶ者として
「矛盾してるかな?」
とも思いますが、

立候補してからリングにあがるまでの
半年間は、確かにプレゼンターにとって
気づきや成長できる
ヒントの宝庫です。

そして、そのプレゼンを聴く
私たちにとっても気づきや
刺激があります。

私は、昨年実行委員長として
リングに上がらせていただき、
今年は、あり方が一番進化した人に贈られる賞
「あり方進化大賞」を受賞して、
再び、リングに上がることができました。

来年のパンフレットに載るので、
がんばってダイエットしたのですが、
素人のやり方ではなかなか体重は落ちず、
ふっくらした顔で写ってしまいました、

それはさておき、

私が受賞した賞は、
事前に立候補者の決意表明の文章を
フェイスブックに上げて、協会員が投票する
というものです。

裏工作奨励(組織票あり)という
自由(?)な協会なので、当然、
勉強会とか組織票を持っている人が有利
なのですが、

そこに組織なし、
立候補の文章だけで
無謀にも勝負を挑んだ結果
なんとか運よく、票数が同数の
ダブル受賞の1人となることができました。

もちろん、
投票をお願いするという勇気や
覚悟も素晴らしいことではあるのです。

それでも、票をいれてくれた人は、
しがらみではなく、
ご自分の意志で投票してくださった
人ばかり

これって大人の世界では
難しいというか
非常にありがたいことで

時間がたつにつれ、
大きな感謝を覚えています。

そして、昨日、わざわざ観覧してくださった
お客さまにも感謝するとともに、

私自身の挑戦している
姿勢を見ていただけて
非常に幸せでした。

人を育てる技術としても取り上げられる
「承認」というのがあります。

以前のブログでも取り上げました。
https://www.suzukey-stone.com/2018/10/28/198/

 

承認には、

「存在承認」-存在そのものに注目する
「行動承認-結果を出すまでのプロセス行動に注目する
「成果承認」-相手の出した結果に注目する

今回の受賞は、「行動承認」
ということになるのだと思うのですが、
私にとっては、存在承認でもあります。

いわゆるキャッシュフローコーチの
3種の神器ともいうべき以下のものを
普段のコンサルティングで使用
していない私としては、

①ビジョナリーコーチング
コーチングスキルをつかってお客様のおこまりごとを解決する

②お金のブロックパズル

西順一郎氏の「戦略会計 STRACⅡ」の
STRAC表をベースに、和仁達也氏が考案したもの。
会計の詳しい知識がなくても、この図を書くだけで、
会社の収益構造とお金の流れが俯瞰的に把握
できるようになります。

③1シートマネープラン

社長が客観的な経営判断を行うツールで
キャッシュフロー計画表とも呼びます。

キャッシュフローコーチと言えるのかな?
って自分でも思っていたので、

その私が立候補したことに、
皆が好意的に投票してくれたことは、
この協会にいてもいいよ、と
存在を認められたような気がして、
非常にうれしかったです。

 

初めて部下をもったときなどは、
何か部下をほめなければならない、
と思いがちですが、

ほめられたいわけではなく、
「見てるよ」という意思表示と、
それにともなう「承認」が
一番求めていることなのです。

結果だけを取り上げると、
結果がでる=承認 なので、

現実にはなかなか頻繁に
承認することは難しいです。

よって、上司の方は、
行動を承認するという視点で
部下観察をすることが必要です。

ここで気をつけたいのは、

承認するポイントが、
上司によって違うというのではなく、
共通の基準があることを前提とした
承認であるということです。

自分の行動の基準が、
他者(ここでは上司)に依存してしまっては、
他人の目を気にして

(ほめられようと無理する)

行動することに陥ってしまいます。

それは大変息苦しいことなので、

ここでは、あくまで
共通の[具体的]基準を
上司と部下で共有している
ということが大切です。

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。

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