第223号
金曜深夜、2025年国際博覧会(万博)の開催地に
大阪が選ばれた、というニュースが入ってきました。
大阪開催は1970年以来で55年ぶり2回目です。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに
健康、医療に関する技術貢献を目指すということです。
1970年、大阪万博、EXPO’70というほうが
個人的にはなじみがありますが、
親戚がたくさんやってきたので、
たぶん一緒に行ったと思うのですが、
あまりパビリオンの記憶がありません。
ただ、三波春夫さんが歌う
「世界の国からこんにちは」は、
流行ったし、歌ったし、
まさに明るい未来を予感させる
ワクワク感があったと記憶しています。
さて、これで、大阪万博は
7年後の5月3日~11月3日の185日間、
大阪湾の人工島・夢洲内の会場で、
2800万人の来場を想定して行われます。
オリンピックがやってきて、
その5年後は万博、
経済波及効果は、
約2兆円を見込んでいるそうです。
果たして、負の遺産と呼ばれなければよいけれど
と、心配しないですむように、
未来社会をしっかりデザインして
「未来」が感じられる博覧会にするためにも、
具体的な目指すイメージが見えてくればよいと思います。
来週月曜日に私が所属する
一般社団法人日本キャッシュフローコーチ協会 では、
第3回のMVPコンテストを後楽園ホールで開催します。
代表理事の和仁達也さんが
直接学んだ堀貞一郎さん
(1963年の東京オリンピック、1970年の大阪万国博覧会などの企画プロデュースを担当し、東京ディズニーランドを誘致し、立ち上げた人物)は、
東京ディズニーランドを作るにあたり、
私たちは
絶えることのない
人間賛歌の聞こえる広場を目指して
東京ディズニーランドをつくりました
という理念を掲げています。
今も東京ディズニーランドの
ウォルト・ディズニーとミッキーマウスの銅像の下に、
このメッセージはあります。
ディズニーランドの誘致に成功したものの、
巨大なテーマパークを運営するには
多くの人材を集めなければなりません。
当時まだ、遊園地と言われている時代にです。
会社説明会で、集まった人を前に
「オリエンタルランドが、 何をするのか」
を語った言葉が、この言葉です。
この言葉に共感して、多くの若くて
優秀な大学を出たような若者が
集まったといいます。
ディズニーランドには
社員をやる気にさせる
” カンパニースピリッツ ” ともいえる
お客様に「ハピネスを提供する」
というのもあります。
堀さんは、
心に響くカンパニースピリッツを生むには、
経営者に確固たる哲学がなければならない
と言います。
想いは言葉にしないと伝わりません。
キャッシュフローコーチ協会では
・ビジョン
・ミッション
・カンパニースピリッツ
・セルフイメージ
この4つを総称して、
「ビジョナリープラン」と呼んでいます。
11月26日
MVPコンテストでは精鋭6名が
自分たちのビジョナリープランに基づいて、
どのようにクライアントに貢献しているのか、
どんな成果をあげているのかをプレゼンで公開してくれます。
https://www.jcfca.com/mvpc2018/
お読みいただき、ありがとうございました。
つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。