第216号
今日、整体帰りに電車のつり革あたりを見上げると
サイボウズの広告が。
東京スカパラダイスオーケストラ(通称スカバラ)
とのコラボ広告
https://kintone.cybozu.co.jp/jp/matomaru/
サイボウズのクラウドサービス
キントーンの広告です。
そこに書かれていたのは
チーム一丸となって!
そんなかけ声だけで、個の力がまとまるなら苦労はありません。
おぉ、確かに。
これはチームビルディングだ。
ということで、webサイトをみると
スカパラ以外にも、スイミー(小魚)
桃太郎のバージョンがあります。
どれもがチームビルディングです。
チームビルディングとは
人×組織力×関係力とお伝えしています。
人とは
その人の強み・弱み
その人の長所・短所
その人の価値観
組織力とは
会社の価値観
やり方、目標、目的
ルール
関係力とは
コミュニケーション
これが掛け合わされたものです。
スカパラのバージョンでは
たとえば、東京スカパラダイスオーケストラのメンバーが、
なんの約束事もなくソロプレイを重ね合わせたら・・・。
優れたパフォーマンスは、核となるメロディラインやコード進行を介してプレイヤー達が
息を合わせているからこそ、
絶妙なアンサンブルやグルーヴとなって心に響きます。
“息を合わせる”
これは、関係力=コミュニケーション
ですね。
桃太郎のバージョンでは
3匹のお供には、それぞれに役割があるといいます。
猿の知恵や戦略、犬の忠実な実行力、
キジの俯瞰した情報力、それらの力を
桃太郎が統率し適材適所で活かしたからこそ
難攻不落の鬼ケ島を制することができました。
“それぞれの役割“
これは、組織力ですね。
スイミーのバージョンでは
一人旅を続けるスイミーが出会った小さな魚たち。
巨大なマグロという共通の敵を持った彼らは、
1匹だけ色の違うスイミーが目となり、
それぞれが役割を理解し連携することで、
マグロも恐れる大きな魚となって自由に泳ぎはじめます。
“1匹だけ色の違うスイミーが目となり、それぞれが役割を理解し連携する”
これは、人と人は違うということに通じ、
人の強みや長所を理解する人材力、人ですね。
共通した広告コピーの締めの言葉は
ビジネスの世界でも、
コミュニケーションのよりどころがあることで、
個性が束ねられ、大きな成果につなげることができます。
冒頭の
チーム一丸となって!
そんなかけ声だけで、個の力がまとまるなら苦労はありません。
の後は
チームを1つにするには、
もっと強く、具体的な「まとめる力」が必要です。
と続きます。
サイボウズは
” 「まとまると強い」チームになるために ”
「まとめる力」としてキントーンという商品がある、
と言っています。
人×組織力×関係力にあてはめると、
人× ” キントーン ” ×コミュニケーション
ということでしょう。
評価制度は経営戦略のひとつの
ツールだとお伝えしています。
評価制度だけでは組織としての成果を
出すことはできません。
現場とマネジメントが同じ情報や目的を
共有することで強くなれる。
という広告コピーになぞらえれば
” 現場とマネジメントが同じ評価基準と
その目的を共有することで強くなれる ”
” それが評価制度 ”
ということになります。
お読みいただき、ありがとうございました。
つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。