第213号
紅白出場歌手が発表になりました。
事前に初出場者が漏れていたりして、
昔に比べると、ゆる~い感じ。
次は、曲目が決まったという発表があって
最後に、トリ、大トリがだれなのかが
発表になるという流れですが、
今は、大トリ誰がとるか、なんてあんまり
話題になりませんね。
出場歌手名の後ろに数字が書いてありました。
年齢ではないようです。
出場回数でした。
1年に1回のお祭りですから、
当然48とあれば48回ということで、
48年も出ているということでもあります。
48回出場の五木ひろしさん
70歳です。
五木さんは有名な話ですが
売れる前に何度も改名しています。
ですから、48年どころか、
芸歴50年以上です。
すごいの一言です。
数字のインパクトってすごいです。
もうそれだけで圧倒されてしまいますから、
数字から何かを想像するというのは
むずかしいです。
評価制度では、各評価項目の大項目の
ひとつに、成果を設定します。
成果目標です。
成果ですから、これは目指す ” ゴール ”
(評価基準)は数字で示します。
ただし、日常やったか、やらないかを
上司と部下で確認しあうのは
” 行動目標 ”です。
こちらは、行動なので、
数字で示すことはしません。
評価シートを作る時、
最初に社長に確認するのは、
どんな会社になっていたいですか?
というビジョンです。
これに添うような評価シートを作る
のが目的ですから、まずはビジョンを
言語化することからです。
そうすると
5年後ぐらいには
「●億の売上の会社にしていたい」
というような業績数字を挙げる社長もおられます。
数字は間違いではないのですが、
実はその数字を社員と共有することは困難です。
その数字を達成することの目的が必要です。
人はそこに共感するのであって、数字に共感はしません。
これまでであれば、
社長が数字を答えたら、
「数字ではないんですよね。」
という表現をしていましたが、
あらためて申し上げます。
数字にどんな想いをのせているのですか。
たとえば、シミュレーションで
1年後にこういう会社を買収したい。
という場合と
3年後に買収するのでは、
これからのビジネスプラン、マネープランが
かわってきます。
だから、おたずねしたいのです。
あなたが掲げたその数字に
どんな想いをのせているのですか。
それを達成するためには、
何が揃えば、なれるのでしょうか。
その数字が達成されたら、
周りはどうなるのでしょう。
こんな話をしながら、
評価シートを作る目的を
明確にしていきます。
ここが明確だと、将来評価シートの
見直しをするとき、ブレることはないですね。
今日は、365日ブログの先輩
竹内美紀さんのお題「数字に想いをのせる」
に触発されて書きました。
http://takeuchifp.com/2018/11/14/no-440/
お読みいただき、ありがとうございました。
つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。