定期的な規程の見直し

第189号

商店街を歩いていると、前から来た
自転車が無理な追い越しをしようとして、
ひっかけられてしまいました。

よろける程度ですんだのですが、
非常に怖かったです。

これは歩道でのお話です。
歩道でも気を抜いていられません。

いったん降りて、こいでいる人を
そう言えば最近みかけません。

みなさん、速度をゆるめず、
縫うように走っています。

お年寄りが杖付きながら歩いている
ことが多い街なので、いつ事故が
起こっても不思議ではないなぁと
思っていたら、自分が危ない思いを
することになりました。

 

最近は、工場勤務者などによる
自転車通勤が多いようで、
自転車通勤規程などの作成を
依頼されることが多いです。

これまでは、
定期代を支給している従業員が
実は自転車通勤だったときの
通勤手当の支給はどうするのがいいか、

というような質問が多かったのですが、

少し前に、小学生が自転車事故を
起こし、損賠賠償9,500万円の支払い
を母親が命じられたというニュースが
ありました。

ここから見ても、いつ加害者になるか
わからない、というのが身近に感じられる
ようになっています。

最近は、自転車保険に加入義務を
規定化したり、ずいぶん視点が
変わってきています。

すでに現場では規程を作る前に
自転車通勤を容認していたりするので、
慣行に規程をあわせざるを得なければ
ならなかったりします。

人の考えや行動が変われば、
規程も変わらないと役にたちません。

法改正のあった時が規程を見直すとき、
というだけではありません。
それでは、後手に回ってしまいます。

少しずつ実態と規程がずれている
ということはないでしょうか。

規程の整備もリスクマネジメントの
ひとつだととらえれば、PDCAサイクル
の考え方が有効です。

PDCAサイクルについては以前触れました。

部下の成長を支援するツール

上記のブログ記事でも触れたのが、
PDCAサイクルのうち、

” CAは絶対に外せない ” ということです。

規程の見直しについて

定期的に運用状況や新たなリスク
がないかを調べる→Check

それをうけて
改善計画を実施する→Action

ここをしっかり回すことできれは
継続的な見直しが可能になります。

法律改正はもちろん
定期的は社内ヒアリングで、
現実とかい離していないか
確認するようにしたいものです。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。

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