第166号
ブログを書き始めて166日
最初の自分との約束は365日続けることですから、
あと200日あまり。
いや、まだ6か月以上ある。
ずいぶん書いてきたつもりですが、
まだまだですね~
10月そうそう、365日ブログを一緒にスタートした
仲間が集まります。
ブログを書くきっかけとなったセミナーの主催者
板谷裕治郎さんの「半年会」という名の
セミナー受講するためです。
それに先駆けて、365日をスタートした時の
決意表明の動画が送られてきました。
動画を撮ったのは今年の4月です。
今見返すと、なんだか不安気です。
決意表明で言ってる言葉は勇ましい
のですが、ちょっと表情が遠慮がちです。
私は自己評価低いのですが、
さすがに自分が伸びていることを
感ぜずにはいられませんでした。
今ならもう少し自信というか、
落ち着いた表情で話せると思ったのです。
人は、自分にしても他人にしても、
できなかったことは認識できるのですが、
うまく言ったこと、伸びたところは
なかなか認識できません。
変化をわかりやすく知る方法として、
行動基準があります。
同じ行動を前より “ 早く ” 出来た。
“ 工夫 ” してできた。
同じ場面に遭遇しても、“ 感じ方 ” が違うから、
” 行動がかわった ” 等です。
これらは成長度をはかる基準でもあります。
今まで評価制度の運用支援をするなかで、
部下の行動観察をするように
上司の方にお願いしてきましたが、
今回、自分の実感として感じることができました。
どこがどう変わったか
できるようになったか
事実を具体的に伝えることの重要性
どれほど自信になるものなのか、よくわかりました。
私は、昨年大きなプロジェクトの実行委員長をやったことで、
所属するいろいろなコミュニティの主催者の方々から、
変わった、変わったと散々言われました。
でも、言われるたびにそんなことはない。
むしろ、いったい今までどれくらい
低く見られていたんだと、
少々ムカッとするくらいでした。
それが、今回思いがけず
自分で自分を認めることができました。
ようやく気づくとは、面倒くさいものです。
人も組織も面倒くさいものなんだと思います。
社員のモチベーションが低いから、
人事制度でも導入してみようと思うのだけど、どうでしょう?
と、知り合いのコンサルタントから相談されました。
常々言っていることですが、人事は経営戦略です。
いわゆる人事という業務のなかの、制度や仕組みを
いじることではありません。
覚悟をもって導入することを決断すべき材料です。
そうでなければ、モチベーションを上げるつもりが
下げてしまいかねません。
私が今頃自分の成長を感じているとか、
在り方が変わったという話をすると、
昨年散々変わったと言ってくださっていた方々は
「ほら、やっぱりそうでしょ。
でも、人に言われてもわからなくて
結局自分で気づかないとだめなんだよね」
とおっしゃってくださることでしょう。
それでも企業は、社員の成長を
ただ待っているわけにはいきません。
自分で気づかなければ、成長はないとしても、
気づいてもらえるように働きかけることはできます。
組織はコミュニケーションが大事です。
でも、このコミュニケーションも面倒なんです。
コミュニケーションは投資だというのを
聞いたことがあります。
始点と現在地を示して、
これほど伸びましたよ
その考え方が大切だと思いますよ
と、フィードバックで伝えて、
価値を共有することが、
コミュニケーションの大きな目的です。
人も組織も一筋縄では成長しませんが
大事なことは往々にして面倒です。
そう思って避けずに取り組むしかないですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。