会社に徹底的にかかわる

第154号

甘く見ていました。
すごい営業方法だとは聞いていましたが、
そこまでやっているなんて。

でも一番驚いたのは、なぜそこまでやるのか、でした。

土曜日は新潟でキャッシュフローコーチの
地域勉強会に参加です。

勉強会の運営にも関わらせていただいているので
少し早めに入って会場準備です。

なぜ東京で開業する私が、新潟へ?

コミュニティでのあらたな居場所を探していたとき、
なんだか伸び伸び出来そうだなぁと思って、
おしかけで参加している勉強会です。

この勉強会は上信越(群馬、新潟、長野)に住む3人の
キャッシュフローコーチが集まって
3か月に一度、場所も持ち回りで開催しています。

今月は、新潟。

3か月に一度プチ旅行気分になれるのも、
気にいってる要因です。

かねてより今回講師をお願いした岩富安彦さんの
顧問先24件を1年で開拓した極意を
皆に紹介したいと思っていたのが
やっと実現したというものです。

やはり良い情報には人が集まります。

今回新潟に集まっていただいたのは30数名。

ZOOM(テレビ会議)を通じて、
九州勉強会の皆さんにも参加いただき、
総数50人超え。

当初の目標人数を達成です。
学びに3連休の初日なんて関係なしです。

普段のキャッシュフローコーチ協会の
フェイスブックの投稿では見かけない方も多く、

見てるけれど発信していないだけの方って、
やっぱり多いんだなぁって感じました。

リアルな場の交流は大事ですね。

さて、岩富さんにお話いただいたことは
営業経験ゼロの岩富さんが
どうして1年で24件お客様を獲得できたのか。

どうやって顧客獲得しているの?
どうやってフォローしているの?

そんなことを存分にお話いただきました。

一人で24件とって、睡眠時間平均3時間

最近は1時間程度の睡眠で走っているという
ちょっと超越している方の話なので、

終わってみれば、すごいけど私たちが実践できるものは
少ない(再現性が低い)と思ってしまわないか不安でしたが、

たくさんの事例のなかから、再現性のある内容を
選んで、仕事の取り組み方をご披露いただきました。

聞く側も単なるすごい話を聴く観客におさまらず、
驚嘆の声をあげながらも貪欲に吸収しようとする姿勢が
ものすごく、熱気あふれる3時間となりました。

その姿を見るだけでも、大変刺激になりました。

 

この話のなにがすごいのだろう?
なにがここにいる皆を(私も含めて)、
惹きつけたのだろう?
と考えてみました。

岩富さんは会社に飛び込み営業するのですが、
その前の事前調査がすごいのです。

会社の周辺にまさに聞き込みして、
情報を集めてから営業開始です。

「分析シート」と呼ぶものにまとめるのですが、
最終的にはこれが60枚にも膨れ上がるほど、
契約前に徹底的な調査をするというものです。

近所のコロッケ屋さんにも質問したというから
徹底しています。

だから、営業経験がなくても、
会社のことをよくわかっているというのが自信になって、
堂々と飛び込み営業できるんだと納得しました。

契約前にもかかわらず
社員との全員面談を提案し、実行します。

契約前ですか?と質問する私たちに
そこまでやらないと、課題も解決策も見えてこないでしょ。

自販機の前で、缶コーヒー飲みながら
社員さんとざっくばらんに会話して、

その中から、将来、会社の赤字を救うヒントがあったり、
新規のアイデアがあったと言います。

幹部だけに聞くのではなく、
全員と面談するという徹底ぶりがすごいです。

なぜそこまでやるのか?

答えは現場にある” と、岩富さんは言います。

この一言は刺さりました。

わかったふうに指導しても、会社は変わりません。
押しつけでは変わりません。

使い方は違うかもしれませんが、
まさに ” 現場100回 ” です。

岩富さんは1年で30件を目標にしていました。

ですから24件ではまだ到達していないから
えらそうなことは言えないがと前置きしながら、

私たちに、

「起業当時を思い出してほしい」と、呼びかけます。

なぜ起業したのか、
どうなりたいと思ったのかと考えれば、
今の状態で十分なのかと。

 

十分ではないです。

私のビジョンは
” 社長と社員が成長し続けることが楽しいを実感できる社会へ ” です。

もっともっと深く会社と関わって、
社長さんも社員さんにも
楽しいと実感してもらわなければなりません。

そのためには、私自身も
もっと成長しなければ支援できません。

だからブログも毎日書き始めました。

自分にできる “ 徹底的 ” で、

これまで以上にお客様に関わっていかなければならない

と、改めて感じています。

行動あるのみです。

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。

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