最後はリーダーが決める

第062号

今日は、「遠くとも 一度は参れ 善光寺」で有名な
ここ長野で勉強会に参加です。

ひとつの部署で上司がいて
そのうえに上司がいる場合、
つまり、課長と部長がいるような部署では

評価制度を作るときは、
プロジェクト型(社員参画型)で
作ることをすすめています。

各部署代表の部長達と社長、人事で
評価項目を作るのですが、
前提条件を揃えておかないと
ただみんなで話しあえば出来あがるか
というと、ちょっと違います。

みんなで話し合って決めるとは、
みんなでプロセスは共有しますが、
最終的に決めるのは、
そのプロジェクトの責任者が決めるということです。

普段から合議制で決定している場合で、
人事評価制度も部長達に
決定まで委ねるのなら、
最終的に意見がまとまらないときは、
責任者が決定すると、
事前に伝えておきましょう。

せっかく話し合っても
最終的に社長が決めるんだったら、
話し合いの意味がないじゃないか、
と思われるかもしれませんが、

私は、みんなで決めるというのは

意思決定のプロセスに全員が関わっている
決める前に皆が意見を出し合っている
という事だと考えます。

組織として決断して
プロジェクトを進めていくには、
決断すべきリーダーが
やはり必要です。

みんなで多数決で決めた、
というのでは,責任の所在が
あいまいになってうまく進みません。

今日参加した勉強会では
リーダーがいて、
サブリーダーが2名いて、
毎回の勉強会を進行しています。

リーダー、サブリーダーの仕事場が
新潟、長野、群馬と分かれているので、
毎回持ち回りで開催しています。

さて次回は順番では群馬ですが、
その次の開催が1月で雪が多いため
次回を新潟、その次の1月を群馬としました。

数分意見を出し合って、リーダーが
開催順番を決めました。

簡単な事案のようですが、こういう積み重ねが
大事な場面でも活きてきます。

「皆で決める」という事は
参加者全員が賛成を出す事ではありませんが、
今日は皆が賛成してくださいました。

来年、勉強会を大規模にした強化研修会にも
立候補しようと考えています。

皆の意見を聴きながら、
決めるべきところは
リーダーが決めていく事案が
多くなりそうです。

会社ではありませんが、
どんなチームになるのか
今から楽しみです。
きっとお客様への支援の場でも
この経験が活きるものと信じています。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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