人と他人は違うっていっても、セクハラはアウト!

つまるところ人と組織
社長の想いを語りなおして
思考×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗です

第004号

財務省事務次官のセクハラ発言。
とうとう辞職をしましたが、なおセクハラは
否定していますね。

いったいどうしたことでしょう。
試験に出ないことは一切学んでこなかったのでしょうか。

セクハラは聞く側の感じ方ひとつなのです。
頭では知っていても、人は、自分で
そのことに気がつかないと、
本当のところは、わからないってことでしょうか。

このようなニュースが流れると、
受け取り方は違うから判定は難しいという人がいますが、
理不尽とか災難でもなんでもないです。

被害者が人としての尊厳を傷つけられ、
精神的な苦痛を受けていると感じたら、
それは守られなければならないのです。

受け取り方が違うからこそ、
相手が嫌がることはしてはいけない、
というだけのことですね。

この人と他人は違うということを知ることは、
組織づくりのうえで重要です。

組織を作るときは、まずは互いの強みや弱みを
認識するところから始めましょう。

どうやって認識するのでしょうか。

私は、チームビルディングを学んでいます。

チームビルディングとは
「個人の強みや長所を最大限に活かした組織づくり」のことです。

強みや長所を活かすために、
まず私が使っているのが、
自分の脳のタイプ(強み・長所)を知る診断。
ハーマンモデル=効き脳診断を受けてもらっています。

ハーマンモデルは、ネッド・ハーマン氏によって開発され、
全世界200万人の実績(GE、IBM、P&G、コカコーラ、
キヤノン、マイクロソフト、旭硝子、資生堂 等)があります。

主に、個人と組織の行動特性を数値化することで、
個人の能力開発や組織の活性化に用いられています。

そのほかにも、適材適所配置、
リーダーシップ開発、
キャリアプランなどに活用されています。

そして、個人の特性(行動・思考)を知ることで、
人と自分の違いを知ることができるという診断です。

人の脳は、大きく分けて、 左右で2つ、
内側と外側で2つ、 計4つに分けることができます。

右脳左脳は聞いた事があるかもしれませんが、
内側と外側を 辺縁系と大脳新皮質に分けた計4つです。

それぞれの機能は

A:左大脳新皮質→論理的、分析的
B:左辺縁系→計画的、順序だった
C:右辺縁系→対人的、感覚的
D:右大脳新皮質→直感的、全体的

という感じです。

このうちのどれを使って思考するかが
人によって違うことから、
人と他人は、考え方が違うということになるのです。

どこを使って考えるのがよいとか、悪いとか
というものではありません。

まず最初に、あるいは頻繁に、
どこの脳を使うかの違いだけです。

どこを使うかによって、
上で述べたA,B,C,Dの特性がでる
すなわち強みが違ってきます。

ほとんど使わない部分もあります。
それが弱み、ということです。

でも、この効き脳の数値、ずっと同じという
ことではなく、変わるのでご安心を。

総合計は200点ですから、
どこかが伸びた分、下がる数値もある、ということです。

人と他人は違う、というだけではわかりづらいですが、
こうした効き脳診断で、思考の傾向を数値にしてみると、
違うんだなぁということが納得できます。

組織作りでは、効き脳診断を通して、
自分と他人は違うということを理解した上で、
自分の「強み」と「弱み」も自覚してもらう。
というところがスタートラインです。

効き脳は奥が深いので、一回では語り尽くせません。
これからも書いていきたいと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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