働き方改革とは仕事のやり方をかえること

第139号

今日9月1日は防災の日です。

これは、地震や風水害等に対する心構え等を育成するため、関東大震災が発生した日であり、暦の上では二百十日に当たり、台風シーズンを迎える時期でもあることから
9月1日に制定されました。

東京消防庁より
https://www.tfd.metro.tokyo.jp/libr/qa/qa_59.htm

家の用事をしながらラジオを聞くことが多いです。

東日本大震災以降、朝は毎日ラジオをつけるようになりました。
天気予報や交通機関の遅延情報を聞くためでもありますが、
時々あぁそうだなぁ~という話を聞くことができるのも
ラジオならではです。

ラジオは音声だけなので、ストレートに響いてくるものがあります。

今日も、朝、ラジオで、スリランカの社会学者 ”にしゃんた” さんが、
こんなことを紹介していました。

金の法則:自分がされてうれしいことを相手にもしよう
銀の法則:自分がされたくないことは相手にしないようにしよう

でもこれだと、相手不在。

そこで、例えるならプラチナの法則を流行らせたい。
相手がどうしてほしいのか?(を見極める)という法則。

金の法則も銀の法則もよく聞く言葉です。

これは、
「自分ごととして考えてみると、相手の気持ちがわかりますよ」
ということなのだと思うのですが、

自分の尺度だけで行動すると、確かにありがた迷惑
になってしまいます。

働き方改革関連法が2019年4月から施行されます。

多様な働き方を可能にして生産性向上するために、
長時間労働の是正、非正規と正社員の格差を是正
するというものです。

生産性向上のためには以前にも紹介した

Google社が、2012年に行った労働改革プロジェクトで、
弱みもさらけ出せる、
そして、それを受けいれてもらえる
職場の「心理的安全性」が、
社員の「生産性」を高める唯一の方法
だとしています。

心理的安全性(他社への心遣いや共感、理解)を
確保するには、「自分が」ではなく「相手が」
という視点が大事です。

働き方改革の難しさは、
改革ですから、
仕事のやり方自体を
変えなければならないのです。

でもそんなに簡単に人はやり方を変えられません。

じゃあどうするのかと言うと
結局、自分たちは、何を達成するために、

どんな方向に向かっていくのか

ここを明確にすることになります。

“ビジョン”と“目標設定”です。

どういう心理状態、環境で働くことが
心理的安全性につながって生産性向上になるのか

時間内に仕事を終えるにはどうすればよいのか

これまで、あまり意識してこなかった会社は
ここを明確にすることが必要です。

働き方改革の改革は、
新しいやり方があるのではなく、
今までと違うやり方をやることです。

お読みいただき、ありがとうございました。

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗でした。

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