成果を出す方程式:関係の質を高める

つまるところ「人と組織」
社長の想いを語りなおして
強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザインする
鈴木早苗です

第039号

強み×8割の社員が育つ仕組み×関係性をデザイン
するのが私の仕事です。

人が成長するだけでも、仕組みだけでも組織はうまく回りません。
関係性、いわゆるコミュニケーションがとれていないと
組織としては不十分です。
ですから、このすべてをつないで回していくのが
強い組織を作るコツです。

つい最近も、選手と監督・コーチとの
コミュニケーションが不足していたと
悪質なタックルへのコーチ、監督からの指示を
否定した記者会見が開かれていました。

何でもコミュニケーション不足のせいにしてるなぁと思ったり、
アメフトってコミュニケーションなくても勝てるスポーツでしたでしょうか。
と、ちょっと言わずにはいられない心境です。

さて、先日、仲間とネットを使ってのZOOM会議で
ダニエル・キム教授(マサチューセッツ工科大学)の
「組織の成功循環モデル」が紹介されました。

教授は、組織の成功は

「関係の質」「思考の質」「行動の質」「結果の質」の
4つの要素にどのような順に取り組むかで決まる。
「関係の質」から取り組むのが「グッドサイクル(Good cycle)」
「結果の質」から取り組むのが「バッドサイクル(Bad cycle)」

と、提唱しています。
これは評価制度づくりでも取り入れている視点です。

成果を出すためには、結果を追いかけるのではなく、
そこにつながる行動の質を高める=成果につながる行動は何か?

ここに注目して、評価項目を選んでいます。

成功(成果を出す)しようと思うと、
結果に直結することばかりに目がいってしまいます。

組織の成功循環モデルのバッドサイクルでは

①結果の質:結果(成果)が出ない

②関係の質:対立、押し付け、一方的な命令

③思考の質:受け身、指示待ち、失敗を回避

④行動の質:消極的、自己中心的

①結果の質:さらに結果が出ない

と説明しています。

ここで注目すべきは、結果ばかりを追い求めると
関係の質が悪化した結果、思考の質が、
受け身になって考えなくなるということです。
その結果、行動も消極的になりますから、
結果は出ません。

②~の流れはわかっているのに、
どうしても業績が上がらないときなどは、
①の結果を追い求めたくなりますね。

一方、グッドサイクルは

①関係の質:互いに尊重し合う、高めあえる関係

②思考の質:気づき、良いアイディア

③行動の質:自主的な行動、挑戦、助けあい

④結果の質:良い結果を生む

①関係の質:信頼関係が生まれる

と説明しています。

最初から信頼関係が築かれるわけではなく、
まずは互いに尊重し、相互理解を深めて
一緒に考えたその先に、自分自身での
気づきやアイデアが生まれ、
おもしろいと感じるようになります。

面白いと感じるから、
行動の質が高まって
良い結果につながります。

成果が出ると、
そこで信頼関係が生まれる
というものです。

良い結果を出すためには、
行動の質を高めなければならない
と伝えていますが、この行動の質を高めるには
遡っていくと、関係の質を高めることに行きあたります。

評価制度の場合は、
優れた行動を本人がとるだけでなく、
それを周りに教えていることを明文化し
そこに一番上の評価を与えています。

この関係の質を高める一つの方法として、

組織全体の質を高めるには、

飲み会、合宿、
最近復活させている会社もある運動会、
そして私が支援しているチームビルディング研修など。

仕事から少しはずれたところで皆が共通の体験をするなかで、
気づきを得るというものです。

組織として戦略を考え、浸透させ(=思考の質)、

実行する(=行動の質)ためには

まずは人間同士の関係性(=関係の質)が重要だということです。

冒頭にある循環図を頭に置いていただければと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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